危険ないびきは肥満が原因、睡眠時無呼吸症候群になる前に対策を

リスクは小さい時に芽を摘んでおく

あるデーターの中には、睡眠時無呼吸症候群の患者の半分は、肥満という結果がでています。睡眠時無呼吸症候群が、肥満を引き起こしています。逆に、肥満がいびきの原因となり、睡眠時無呼吸症候群のリスクとなっています。

※)睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中10秒以上の呼吸の停止、睡眠中1時間当たり5回以上か一晩に30回以上呼吸の低下が起きる場合のことを言います。

無呼吸の状態を放置しておくと、様々な生活習慣病を引き起こすばかりか、突然死や睡眠時の死亡のリスクもあります。心筋梗塞や脳卒中にも繋がるリスクも否定できないのです。
いびきで鼻を塞がれる男性

太るといびきをかきやすくなるワケ

太ってくると、首回り、アデノイド、扁桃腺、舌にも脂肪がついて、口の中も気道も狭くなります。周囲の組織で押し出された舌は、気道へ落ち込み、空気の通り道が狭くなるために摩擦音(いびき)がでるのです。

また、太っている人ほどエネルギーが必要で、脂肪を燃焼させるために、酸素消費量は大きいのです。普通以上に沢山の酸素が、狭い気道の中を通り抜けようとするために、大きな音がしてしまいます。

この気道が完全に塞がってしまえば、無呼吸の状態です。

心肺機能が鍛えられているかどうかも関係している

たとえ気道が狭くなっていても、呼吸をする筋肉の働きが強ければ、騒音は酷くても呼吸は止まらないわけです。
気道が塞がっても、呼吸をするときの胸郭を拡大させたり収縮したりする筋肉は、呼吸させようと絶え間なく努力を行いつづけています。これを閉鎖型睡眠時無呼吸症候群と、名付けられています。

ということは、太っていても、日常的に運動習慣があり心肺機能が鍛えられていれば、無呼吸症候群を避けることはできるのです。

対策は、運動、食事のバランス、いびき体操で

肥満は、無呼吸症候群に限らず全ての疾病の原因であると考えて、即効性のあるダイエットに走るのも危険があります。無理な急激なダイエットは、逆に体を壊します。

もし、家族に太っているからいびきが酷い、睡眠中に時々呼吸が止まっていると指摘されたら、すぐに解決は無理です。体重を減らすための有酸素運動と、暴飲暴食の節制、後の記述するいびき体操で、徐々にいびき体質から脱出を試みます。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい肥満

睡眠時無呼吸症候群になりやすいのは、肥満の中でも内臓脂肪型肥満症の方です。
内臓脂肪が増えることで、呼吸に関連する横隔膜・肋骨・肋間筋などの筋肉の周囲にも、脂肪がつきます。これらの筋肉の動きを妨げ、日常運動不足であれば尚更、筋力の働きが弱まってしまうためです。

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睡眠中は、体の中の筋肉は緩んでしまっているために、日中と同じの筋力が働かず、睡眠時に呼吸が止まります。
内臓脂肪は、皮下脂肪と比較すれば落ちやすいという性質があります。努力すれば、何の心配もありません。

内臓脂肪は、スリムな方でも沢山抱え込んでいる場合があります。
病院で腹部CTスキャンを使い調べてもらえば、蓄積している内臓脂肪の量を見ることができます。

自分で内臓脂肪が溜まっているかどうかをチェックする方法もあります。
へその真上のお腹周りを、巻き尺で測りますが、お腹が垂れて位置に不安がある場合は、肋骨と腸骨の真ん中で測ります。
測る時間帯は空腹時、立った姿勢で、息を吐き終えた後です。
想定結果が、男性85センチ以上、情勢90センチ以上の場合は、内臓脂肪型肥満です。

有酸素運動を取り入れ、食事は脂の摂取量に気をつける

仕事の都合で、運動や食事のバランスをきちんと考える暇がない方もいます。
少しづつでも積み重ねることで、脂肪の燃焼を狙います。

通勤途中の駅の階段、オフィスに向かうエレベーターは1階下で降りて階段を使うなど、できるだけ体を動かしてみます。トイレも、上下のフロアーのトイレを使う用にしてみたらどうでしょう。

以前は、脂肪燃焼のために20分以上継続的な運動が必要と言われていましたが、小刻みな運動でも効果があることがわかってきています。運動直後から、効果があるそうです。

食事のバランスにしても、お付き合いや、外食に頼らざるを得ないなどの事情で上手くはいきません。

間食をやめ、太る脂と痩せる脂を覚えておくだけで、太りにくくなります。
肉などにある白い脂は、飽和脂肪酸といって血液の流れを悪くします。
逆に、魚や植物性の脂を不飽和脂肪酸といって、大きく分けて2種類あります。さば、いわしなど青魚やくるみ、アーモンドに含まれているオメガ3は、血流環境を良くしてカラダに必要な脂です。
揚げ物などに使われるコーン油、リノール酸、紅花脂などは、オメガ6(多価不飽和脂肪酸)といって、痩せにくく太りやすい油となります。
肉や揚げ物は控えて、魚を食べるようにすると言われる理由です。

いびき体操

窒息の原因は、舌がのどの上気道を塞ぐことですので、舌が落ち込まないように鍛えておきます。
舌を持ち上げる、舌を思いっきり前に出っす、口の周囲を舌でぐるぐるとなぞったりします。 1日、仕事の合間に10回づつ、3~4回行っていきます。

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