スポンサードリンク

高齢者を狙った特殊詐欺の事例

詐欺は年々巧妙で被害件数は増加している

東京都の新型コロナウイルスの第三波対策は、重篤化する高齢者への自粛がまず第一にあげられました。Go ToトラベルやGo To イートといった経済対策の真っただ中、宿泊施設や店舗、一般人の旅行の自粛より、高齢者が重篤化が重要だったのです。

そうでなくても不安が多い今、ますます、高齢者は自宅に引きこもり不安感を強く抱く生活を強いられます。介護サービスの利用件数も減少、子供や孫と会うのさえ危険といわれていて、高齢者の楽しみや生活の質は下がるばかりです。

こんな状況を特殊詐欺者は、黙ってみているわけはありません。外部との接触機会が少なければ少ないほど、人は騙されやすいものです。冷静な判断は健康な精神状態があってこそのもので、コロナへの不安や閉塞感のストレスが気持ちを弱くさせているのです。

お札を数える指

警察や民生委員の方が高齢者に対して、声掛けや家庭訪問などで特殊詐欺防止を呼び掛ける活動も行っています。ただ、オートロックのマンション方も増えて、活動にも限界があるようです。

特殊詐欺の事例

高齢者を狙った特殊詐欺の事例を知り、詐欺対策に役立てたいものです。

キャッシュカードすり替えの手口

詐欺犯が警察官を名乗り、キャッシュカードをだまし取る手口です。脚本タッチで書いています。

電話口で

【詐欺犯】「口座から5万円が不正に引き出され、犯人は捕まえました。警察官をそちらに向かわせます。」

高齢者宅で

【警察官になりすました詐欺犯】「キャッシュカードの保管が必要です。封筒にキャッシュカードと暗証番号を書いたメモを入れて、封をしてください。割り印が必要です。」

【高齢者】
印鑑をとりに部屋に戻る。

【詐欺犯】高齢者が部屋に行った隙に、偽カードの入った封筒とすり替える。
「後日、新しいカードが届くまで、1週間は封筒を開けないでください。」

【高齢者】
金融機関から問い合わせを受けて、封筒を開けてみると見知らぬカードが入っていた。

税金の返金を偽る

市町村や総務省などが手数料の振り込みや、現金自動支払機(ATM)の操作を依頼することはありません。しかし詐欺犯は、次のような美味しい話を持ち掛けて、個人情報を聞き出そうとしてきます。

電話口で

【市役所職員を名乗る詐欺犯】「税金の返金がある。」
【銀行協会職員を名乗る詐欺犯】「新型コロナが流行っているので、代行で手続きするため、担当者をそちらに向かわせます。」

スポンサードリンク
高齢者宅で

男が訪問し高齢者が、キャッシュカードを渡してしまい、さらに暗証番号を伝える。

この手口で後に、128万円引き出されました。

収納代行の悪用

収納代行とはネット通販などで買い物をした代金を、コンビニで支払えるシステムです。サイトで商品を注文時にコンビニ払いを選ぶと、10数桁の番号が表示されます。この番号を購入者はメモをして、コンビニで支払い時に番号を伝えたり端末に入力したりして支払いを行います。番号が、購入者とコンビニとお店をつなげているのです。

詐欺犯はあらかじめ電子マネーのギフト券などをネット通販で注文して、収納代行に必要な番号を入手しておきます。

一方「有料サイト利用料が未納」といった虚偽のショートメールを、不特定多数に送り付けます。反応があった人に収納代行に使う番号を伝え、コンビニで支払わせます。被害者は有料サイトの利用料を支払ったつもりが、実は、犯人側のギフト券を支払ったという結末です。

送り付け商法

頼んでいないマスクを、自宅へ送りつけて購入させる手口です。

対策は心当たりのない送付物は受け取らない、たとえ送付物を受け取ってしまった場合でも、14日過ぎれば処分は自由です。

新型コロナ検査の助成金詐欺

【詐欺犯】「新型コロナの検査を無料で受けられる助成金があるので、個人情報を教えて欲しい。」或いは、「助成金を振り込みたいので口座番号を教えて欲しい。」

対策はとして「お金がもらえる」「絶対に儲かる」といった話には、電話でもインターネットの情報でもすぐに飛びつかずに周囲に相談することです。

金融職員なりすまし詐欺

詐欺犯が金融機関に電話をかけ、「母の年金の手続きでお世話になった担当者の名を教えて欲しい」などと言って在職職員の名前を聞き出します。金融機関の職員になりすまし、高齢者のお宅にキャッシュレス詐欺を行うことが目的です。

不審に感じたら「今は手が離せないので話を聞けない」などという理由で電話を切り、警察へ通報するか、自分の方から金融機関に問い合わせをするようにします。

夜間・休日の振り込め詐欺

今までの特殊詐欺の電話や自宅訪問は、平日の昼間が中心で、その直後に役所や金融機関に連絡して詐欺と判明するケースが大半でした。しかし、最近では役所や金融機関が開いていない夜間や休日に、関係者を装ってキャッシュカードを手に入れ現金を引き出す手口も増えてきました。発覚を遅らせるためです。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で、実家への行き来を控える人も多く、夜間や休日に一人でいる高齢者が増えたことも原因のようです。

不審に感じたら即、警察へ連絡してください。

スポンサードリンク