高齢者の見守りをテレビ電話とカメラで行う

リスクを先回りして、家族が遠隔操作で介護

遠方に住む高齢者を見守るシステムは、増えました。ポットの利用状況、電気や水道の使用量、人感センサーの変化、カメラ、宅配業者による見守りなどと、あらん限りの方法が出揃いました。

その中で、テレビ電話とカメラを主体にした、見守りシステムを紹介します。iSEED社のパルモシリーズで、高齢者の状況に合わせて複数の機器を、選んで利用できます。

パルモシリーズは、インターネット回線を利用しています。インターネットの普及によりテレビ電話やカメラ映像の送信が、楽に行えるようになりました。大がかりな設備や通信回線の設置もなく、端末をインターネット回線につなげるだけです。

見守りで使うテレビ電話は、高齢者でも操作が楽にでき、データの転送速度も家族にストレスを与えないように工夫されています。

多くの見守りシステムは、異変や危険を察知してメールなどで家族へ連絡したのちは、家族の対応任せです。基本的には、何が起きるのかわかりませんので、家族の判断にゆだねるしかありません。踏切に向かう杖の高齢者

しかし、パルモシステムでは、これにちょっと踏み込んでいます。遠隔操作で室温のコントロールや、声かけを行えます。これだけでも、リスクを先回りして、高齢者の生活を助けているといえます。

今後も、こうした生活支援型の見守りシステムが、開発されることを望みます。遠距離でなくても、働きながら介護を続けている方や、介護に縛られている主婦の負担減になります。

認知症に向けた対策も考慮されていて、靴にも入れられる小型化GPSや、スマホで地図検索、外出時の高齢者の衣服の録画などがあります。

順に詳細します。

テレビ電話で声かけ

高齢者の生活支援で、最初に必要になることは服薬管理です。コミュニケーションロボットなどにも、服薬管理やスケジュールの連絡機能は、必ずと言っていいほどつけられています。

パルモのテレビ電話で、薬をいれてあるウォールポケットを確認すれば、服薬したかどうかが分かります。また、抵抗力の弱い高齢者は、ささいなことで体に異変を起こします。顔を見ながら、話ができるテレビ電話は、異変に気がつきやすくなります。

パルモのテレビ電話につけられているカメラは、360度見回せます。スマホで、見たい方向をタップするだけで、カメラレンズの向きを変えることが可能です。

また、テレビ電話機能が、ついていないカメラだけの端末もあります。キッチンに置いて、ガスの消し忘れや冷蔵庫のドアの閉め忘れなどをチェックすることもできます。 高齢者見守りテレビ電話

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遠隔操作で室温のコントロール

高齢になると、気温の変化、特に暑さを感じにくくなっていきます。真夏にエアコンをつけないまま熱中症になる高齢者は、相変わらず多いですね。冬でも暖房が高すぎて、脱水を起こしてしまうこともあるようです。

湿度が下がり室内が乾燥してくると、ウィルスや細菌が繁殖しやすくなります。湿度は40%~60が最適と言われています。40%より下がると、ウィルスや細菌が空気中にとどまり、風邪や肺炎を起こしやすくなるのです。

パルモ見張り番では、高齢者の室内温度に異変があった場合、家族のスマホに連絡してくれます。スマホから遠隔操作で、エアコンの電源を入れたり切ったり、温度設定を可能にします。

複数の機器を組み合わせて、認知症徘徊対策

認知症の徘徊対策で、これはといった決定打はまだありません。パルモケアシステムは、複数の機器を組み合わせて、外出を止める、外出した場合は探しやすくさせる工夫があります。

見守りセンサーとカメラで、外出を止める

外出を止めるために、下記の4つの見守りセンサーを用意しています。センサーが変化をキャッチしたら、スピーカーからチャイム音を鳴らし、家族のスマホに連絡します。家族は映像を見ながら、高齢者に声をかけて外出をとめることができます。

  • 起きるコールは、寝ている人が起き上がった時点
  • 踏むコールは、ベットの下に用意したマットを踏んだ時点
  • サイドコールは、ベットサイドの端にのった時点。
  • 移動コールは、センサーの前方を遮った時点。
外出時の画像録音と超小型GPSで、高齢者を探す

センサーが変化をキャッチした時に、作動されるカメラの録音機能で、外出時の高齢者の洋服を記録することができます。高齢者見守りカメラ

市町村が運営する徘徊SOSに協力を依頼する場合や、警察に届ける際に、行方がわかなくなった高齢者が着ていた洋服の情報は必要です。 一緒に暮らしていないと、この辺の情報はあいまいとなります。映像で録画されていれば、これ以上正確な情報はありません。

パルモのGPS機能付きの位置情報検索端末は、小型です。(W38.5 H45.5 T12.0mm)。靴のかかとにも入る大きさで、パルモではこの位置情報検索端末が入る靴も用意しています。

家族が高齢者を探す際の地図は、手持ちのパソコン、携帯、スマホから見ることができます。現在の居場所と同時に、歩いた履歴も残るので、次にどっちへ行くのかも予想しやすくなります。

価格は、他の位置情報システムと比較すると、ちょっと割高感があります。GPS端末が超小型であることと、高齢者が外出した際、あらかじめ設定したメールアドレスに連絡が届くことが、他とは異なります。

ココセコムやドコモのイマドコサーチでも、位置情報検索は可能ですが、徘徊する高齢者がGPS端末を持ってくれないのが悩みです。小さなGPS端末であれば、衣服の隅にしのばせるとか、専用の靴のかかとに入れておくなどすることができます。

GPS端末が小型であるってことは、大きな魅力なのですね。

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