脳卒中の麻痺リハビリ用に開発された在宅用のリハビリロボット

空気圧を利用して、手の指と足首のリハビリを行う

脳卒中の後遺症の中で、手の麻痺の回復は難しいとされています。母が通うデイケアでも、腕の肘が曲がったまま動かせない方がいるそうです。

回復や身体能力を保つために、在宅で使えるリハビリロボットがあります。神奈川県厚木市にある株式会社エルエーピーは、介護ロボットの研究開発・製造・販売を行っている企業です。エルエーピーが開発したパワーアシストハンドについて、紹介します。 手の麻痺を解消するリハビリロボット

動かない手の指の原因

手の麻痺の原因は、脳からの手を動かすための指示が、手の筋肉まで伝わらないからです。障害の部位は、司令塔である脳の大脳皮質と、皮質脊髄路(ひしつせきずいろ)といって神経の伝導路のいずれかにあります。

大脳皮質に障害がある場合は、リハビリで回復が期待できます。脳の神経細胞は、例え失われても、新しく作られる神経細胞に刺激を送り続けることで、代替えをさせられることが分かってきたからです。

確かに、根気よくリハビリテーションを続けなければなりません。しかし、大脳皮質の麻痺は、改善の可能性ありです。

皮質脊髄路は、大脳皮質から手の筋肉までの伝達路です。皮質脊髄路に障害が起きているなら、物理的に神経回路が切れてしまっている状態で代替えは難しくなります。回復しないままの場合もあるそうです。

いずれの原因であるかは、障害が神経である以上、リハビリを続けながら解明させるしかないと思われます。諦めずに長期間リハビリを続けていくことで、少しづつ動くようになったという話は実際にあります。 手の麻痺を解消するリハビリロボット

リハビリは続けた方が良い

腕と手を動かす指令を出す大脳皮質の運動野は、他の部位に比べると広い領域を占めています。大脳皮質の運動野の中で使われない部分があれば、脳にも影響が現れます。(手と脳との関係は、こちらの記事で詳細しています。

リハビリを諦めて、手や腕を動かさないままにしておくと、動かせる能力があったはずの関節まで固まってしまいます。麻痺のある関節の稼働域が狭くなるに従い、動いている肘や肩にさえ、緊張が伝わってこわばっていきます。手は動かなくても、リハビリは続けていく方が良いようです。関節が固まらないように、ほぐしておくことが大切です。

パワーアシストハンドはロボットですので、自宅に置いて時間に縛られず無理なくリハビリを、続けることができます。

利用する際は必ず、利用している施設の理学療法士や、医師に相談後にお願いします。

早期リハビリの方が効果が高い

麻痺が進行して動かさないままにして、関節が固まって動かなくなることを、拘縮(こうしゅく)と呼びます。拘縮が進行すれば、固縮(こしゅく)・強直(きょうちょく)になって、無理に動かすと骨折してしまう状態にまで進行することもあるそうです。

最初に書きました腕が曲がったまま動かなくなることを、「屈曲拘縮」と呼ばれています。拘縮を避けるためには、毎日関節を動かし続けていきます。

脳卒中の身体機能の回復は、時間が経過すればするほど、元に戻りにくくなります。リハビリを効果的にするには、脳卒中の発症後6カ月までと言われています。特に、3カ月ぐらいまでは、回復効果が高いと言われています。

6カ月以降は、機能回復が期待できなくても、現状の機能を維持させるためにリハビリを続けるそうです。

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パワーアシストハンドについて

実際に私の手にとりつけてやってみました。空気圧を利用してゆっくりと、指を開いたり、閉じたりさせます。グローブをはめて、空気圧が自動的に手を動かしてくれるので、テレビを見たり新聞を読みながらでも使えます。

しかも、長時間やり続けても一人なので、誰に気兼ねをする必要もありません。

パワーアシストハンドの他に、足首のリハビリ用にパワーアシストレッグ リレッグスもあります。足首の底屈と背屈を伸ばします。

パンフレットには、『無料お試し受付中』とあります。(いったいいつまでの期間なのだろうって、頭をよぎりますが、まぁ細かいことは言わないでおきましょう。)連絡先は、046-204-9343)です。 サイズ感などもありますので、こちらはお勧めです。

株式会社エルエーピーの公式サイトの価格

エルエーピーでは、価格は次のようになっています。(上記パンフレットに記載)

実際使用するためには、手や足につけるユニットと、手や足を動かすコントロールボックスの2つが必要です。レッグは、コントロールボックスの家庭用はありません。

後ろの四角い箱が、ハンドとレッグの共通で使える、コントロールボックスです。手の麻痺を解消するリハビリロボット

後ろのUFOのような形をしたものが、ハンドを動かすための家庭用コントロールボックスです。手の麻痺を解消するリハビリロボット

ユニットの価格
  • パワーアシストハンド(左右、S、MS、M、L)
    レンタル 3,000(税別)/月
    販売 35,000円
  • パワーアシストレッグ リレッグス(左右兼用)
    レンタル 7,980円(税別)/月
    販売 250,000円(税別)
コントロールボックスの価格
  • ハンドを動かす家庭向け単機能PAH-UFO
    レンタル 4,980円(税別)/月
    販売 205,000円(税別)
  • ハンドとレッグを動かす多機能PAL-100
    レンタル 15,020円(税別)/月
    販売 438,000円(税別)
株式会社デンサンの価格

Yahooショッピングでデンサンという会社が、同じ商品を販売していました。

ユニットとコントロールボックスのセットにして、2カ月間のレンタルになっています。良く見ると、ちょっぴりこちらの方がお得です。 他、販売も行っていますので、下のリンク先からご覧ください。

ユニットとコントロールボックスのセット価格
  • パワーアシストハンドと、ハンドとレッグを動かす多機能
    2ヶ月間レンタル29,600円(税込)
  • パワーアシストハンドと、ハンドを動かす家庭向け単機能
    2ヶ月間レンタル17,238円(税込)
  • パワーアシストレッグと、ハンドとレッグを動かす多機能
    2ヶ月間レンタル49,680円(税込)

Yahooショッピングのパワーアシストハンドとレッグの価格一覧のリンク先はこちらです。

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