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軽度認知障害(MCI)になったら、どんな予防法があるのぉ~

軽度認知症のケアの方法って日本にはないよね

認知症の症状はゆっくりと進行していきます。特にアルツハイマー型の方は、認知症であるのかないのか判断がつきにくい時期、軽度認知症障害(MCI)の時に適切なケアを続ければ、効果が大きいことが分かっています。

ただ、軽度認知症障害(MCI)の場合は、介護認定がおりるかおりないかの時期でもあり、ディケアを利用できない人もいます。介護認定なしで使えるMCI向けの訓練施設も、そう多くはありません。

MCIに良い訓練方法として、指の運動や動きながら頭を動かす方法が、テレビで放送されていましたが、一体、どこへ行けば、そんなケアが受けられるのでしょう。

ウォーキングする老夫婦

筑波大学付属病院のMCI予防ケアとは

2013年4月に、筑波大学付属病院の中で、軽度認知障害(MCI)の人の対象で、ディケアが開始されたニュースがありました。同病院の物忘れ外来に通院するMCIの方達を、対象に、芸術活動と運動活動の2種類のメニューに基づいて行われます。

芸術活動では、認知症ケアに使われる回想法や、認知症予防のためのゲームなど。運動活動では、ストレッチ、筋力トレーニング、リラクゼーション、レクリエーションなどを行うそうです。

デイケアは、9時から15時まで、途中昼食の時間で1時間が入ります。

他にも、MCIに対応しているディケア、ディサービスを調べてみましたが、そう数はありません。

食事をつくる老夫婦

聖隷健康診断センターでは

【2018年2月27日加筆】2017年4月から、軽度認知障害(MCI)を見つけるMCIドックを始めました。従来の脳ドックに加えて、MCIの指標となる血中3種類のタンパク質の量の測定、脳萎縮を判断する磁気共鳴画像装置(MRI)のソフトVSRADなど5項目を加えています。

検査と医師の診察後に、専門家による認知機能を高める運動や、生活環境に即した食事などの個別指導も受けられます。検査だけでなく、運動指導も一体化した検診プログラムとして注目を受けています。

MCIドックは、検査項目に応じて2種類で、10万円と12万円です。いずれも、税抜き保険対象外で、50歳以上です。

認知症の早期発見、ケアは言われているものの・・・

認知症の早期発見、早期ケアは、2011年頃から言われていることでありながら、全くの理論だけが先走りしているとしか思えません。

実際、3年前に、母が倒れる少し前に物忘れ外来に行き、診断を受けましたが、軽い認知症ですと言う診断がくだされました。その際、医師が、『ディサービスとか使ってみたらいかがですか?』と、まるで人ごとのような返答です。『えっ、だって、物忘れ外来って、病院の看板にはあるのにどうしたいいのか具体的なことはないのぉ~』と思ったものです。

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その後、数カ月後に母は倒れてしまいました。初期対応が大切なことは知っているものの、何をするべきか分からないのです。

その後、厚生労働省から平成22年時点で、MCI(正常でないけど認知症でもない)有病者数が、約380万人という推定値がでました。そのうち、全てが認知症になるとは限らないものの、この段階で適切なケアを行えば、介護予算を削ることが可能になるようです。

厚生労働省は、認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)を、平成25年度から29年度までとして、現在行われているようです。オレンジプランに、MCIのこと盛り込まれているのでしょうか?

認知症にとって良い予防方法は、NHKをはじめ多くのメディアで紹介されています。ただ、体系だてて実施してくれる施設や機関が身近にないだけです。

子どもとテレビを見るおじいちゃん

簡単にできる軽度認知障害の予防策・治療法

軽度認知症障害(MCI)の方に、とりいれたらどうかと思う対策を思いつきました。

インターネットのyoutubeです。これは、個人がyutubeに登録することにより、自分で撮影した動画を自由に投稿でき、無料で見られるサイトです。

パソコンをするおじいちゃん

権威ある方とか有名でなくても、実体験のある方の方が、格段と役立つことは往々にしてあるものだって思いませんか?

その中で、脳トレに役立ちそうな動画がいくつか見つかりましたので、紹介します。

みんなで楽しく脳トレ 指を動かすことは、脳を刺激します。シンプルな動画ですので、いくつか覚えておいて、病院の待合室で隣の人と教えあっても面白いかもしれません。

100歳までボケない手指体操 抗老化対策の書籍を何冊も書いている、白澤卓二氏が監修した『100歳までボケない手指体操』の内容です。主婦と生活社から発売されています。

脳の中の血流を増加させる手指体操となっています。

脳トレの無料ゲームのワウゲームのサイト 脳トレゲームを、マウスを使って、テレビゲームをやるような感覚でできます。

まだまだ、探せばあります。タブレットやスマホが出回って、コンピューターの操作性も楽になっていますので、高齢者がパソコンを持ってもらえれば、そう難しくはないはずです。

軽度認知障害も、ITで予防するのも悪くはないかもしれません。

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