介護の困った時に逆引き介護事典になる、本とケアマネジャー

手助けが必要なのか老化なのかと、悩むところ

介護保険制度サービスも、何度となく改正を重ねて、情報ばかりが多く感じます。雑然と多い情報から、本当に必要なサービスを探すことができるのでしょうか?

必要な介護サービスは、暮す場所が、自宅や施設であるかで違います。高齢者の状態も、動作機能が不自由か、病気で常に医療措置が必要か、認知機能に問題があって目が離せないなど、異なります。

新聞やテレビで、介護サービスの内容を知りますが、自分の家族の介護には不必要だったりして、『結局、介護保険なんて何の役にも立たないじゃないの』といった、言葉も聞かれます。

必要な介護サービスを探す、逆引きの介護事典となるかもと思われる、書籍を見つけました。『介護サービスの基礎知識』三浦文夫・竹内孝仁編集です。最後の方に、ちょっと文句を書いてしまいましたが、今まで私が見た中では、使いやすい内容となっています。 本だな

介護が必要な高齢者は、自ら訴えない

毎日、手足が痛いと自宅にこもっている高齢者や、ゴミ屋敷に住んでいる高齢者は、果たして介護が必要なのか、ただの老化だからと、そのままにしておいて良いのかさえわかりません。

不幸なことに高齢者は、自分自身の体調への感度が鈍くなっています。悪臭に鈍感になり、寒さ暑さへの反応も悪いです。食べ物の味でさえ、鈍くなっているに違いがありません。

高齢者自身が困ったと言葉にしないので、そのまま家族も心配しません。ある日突然、災難が降りかかります。転倒して要介護になったり、脳疾患や心疾患でバタンと倒れて要介護になる話は、よく聞きます。

最近、真夏に脱水症状を起こして、最悪の場合は死に至る事故が増えて、事の重大さを多くの人が理解したのです。

予防にも知識は必要だった

前兆はあった気がするけど、本人も家族も老化だからとやり過ごしているのです。正直なところ、何が困った事象なのかも分かりません。日常生活の中で、高齢者の事故をどう回避させるのかも、分からない状態です。

『介護サービスの基礎知識』は、困った事象を先取りして、日常生活で予防できそうな本です。

前半は、高齢者にありがちな体の不調が、書かれています。当サイトでも、取り上げている、嚥下障害や水分不足、便秘、低栄養のなどもあり、その解決策も記述されています。 少し文章が硬いのですが、さらっとで良いのでくまなく読んでおくと、一緒に暮しているお年寄りの異変に気づいて、スムーズな対応ができます。

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介護保険サービスを利用する際に便利

中間当たりから介護保険の制度やサービスについて、書かれています。実際、介護制度を利用しようと考えた際に、必要な項目をピックアップして熟読する使い方ができます。

介護保険の手続きは、役所仕事で、時間が掛かり面倒なことばかりです。仕事の休みがとりにくい方は、その手続きを意味を知っておけば、職場で上司や同僚へ説明が楽になります。ここに記述してある手続きが、周知されれば、介護への理解が得られます。

ケアプランの事例集の必要性は疑問

最後にケアプランの事例集が、書かれています。

ただ、あくまでも介護保険制度で提供されているサービスが中心です。要介護毎のサービス料金の内訳など、詳細に書かれています。これから利用しようと考えている人が、理解するのは難しい内容と感じました。加えて書くなら、要介護度の高い方向けの内容です。

介護保険というとデイサービスや、デイケアは有名になりましたが、自宅で生活する場合は、この二つだけは足りません。転倒予防のための自宅改修や、宅配弁当なども必要になってくるかもしれません。

この個別のニーズに対しては、市町村で独自に提供しています。 こうした本を必要とされる方は、在宅介護で介護予防への意識が高い人です。前半の情報は、介護の基礎知識が盛り込まれ、読みたい情報のニーズに合わせています。にも関わらず後半になると、まるで介護保険の取扱説明書のように、わかりにくくなっています。

介護保険の取扱説明書を熟読しても意味ない

その理由は、介護は施設任せて、在宅のノウハウが集積されていないからだと、勝手に考えます。多くの在宅介護者が、つたない文章で情報を流し続けるのは、提供されているサービスでは、不十分であることを訴えているに他なりません。

介護を在宅でと考えるなら、この本の後半部分は必要な部分だけを読み、後は市町村のホームページの中にある高齢者支援の方が、良い情報があります。

市町村のホームページから、必要な情報が拾えない読み込む時間がないなら、ケアマネジャーに相談します。 要介護認定を取得すれば、ケアマネジャーを依頼することが出来ますので、上手に付き合いを続けてください。

ケアマネジャーは、高齢者やその家族と接していますので、在宅で必要とされる情報を、手にしていることが多いのです。例え、その場で望む答えがでなくても、知恵袋ですので、救いの手となっていきます。

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