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回復期のリハビリの手間は、絶対惜しんではいけません

脳卒中や脳梗塞で倒れたり、転倒して足などを骨折したために、ベッドでの生活が長期間続くと、廃用症候群になります。
洗濯ものを干す高齢者

筋力が低下するように気力も低下する

病院での安静な状態を続ける必要がある時は、頻繁に面会に訪れ声をかけたり、車椅子で病院の外に連れ出すなど行っておくと、精神機能の低下を防せげます。
また、医師や看護師に相談しながら、ベッドの上で体位を変えたり、座っている時間を長くしたりする工夫が必要です。

また、認知症の種類を問わず共通していることは、生活にハリを失い、周囲の状況や環境の変化に無関心になっていきます。自ら積極的に行動を起こさないと廃用症候群になると言われています。
テレビの前に座って、いつもウトウトしているとか、することがないから寝て過ごしていると、家族には負担がかからないので、気づかれないことが多いのですが、実は寝たきりになるリスクは高いのです。
認知症の度合いも進行していきます。

実際、全く動かないで1週間寝たきりでいると、10%~20%の筋力低下が起きます。
高齢者が2週間寝たきりでいると、2割から4割もの筋肉が委縮するといわれているのです。

廃用症候群は、筋肉の低下のみではなく、骨がもろくなったり、心臓が血液を送り出す力が弱くなったり、うつ状態やせん妄といった精神機能にも影響を及ぼします。

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長期入院になったら、一刻も早いリハビリを

回復する病気なら、早期リハビリを取り入れて、早く体を動かす訓練をするべきです。
リハビリと言うと、テレビドラマでやっている、痛いのを我慢して根性で足を動かすイメージがありますが、高齢者の場合は、意味あいが少し異なります。

実際リハビリ病院に、母が入院した時にわかったのですが、洗濯物を干したり、バスタブをまたいだり、大根を切ったりといった生活支援のリハビリも行ってくれます。
病院で、こうした生活の一部を行っておくと、自宅に帰った時に、迷わず体を動かせられるのです。

元気な人にとっては当たり前の行動でも、洗い終わった洗濯ものを1枚ずつ取り出し、洗濯ばさみに挟む作業だけでも困難です。頭の中の神経細胞間で、手足を動かすためにいくつもの電気信号が走っています。
脳神経細胞のやりとりが途切れがちな高齢者にとって、こうしたリハビリは必要なのです。

長期療養が続いた時は、若い自分と同じと考えずに、高齢者の立場でケアを行っておくと、後後、介護者を助けてくれると思います。
自分自身を楽にするためと考えて、動いてください。

退院後は可能な限り体を動かしてもらう

家に帰ったら、家族は、高齢者の体調を観察しながら大切にしすぎないで、自分でできることはやってもらいます。

我が家では、『何となく、体を動かすのがおっくうでやりたくないなぁ』と考えているのが見える母に、『あれ?●▼×やるんじゃなかったっけ』とか、わざわざ部屋の外から声をかけて、『●▼×の時間だよ』と言うようにしています。
時には、嫁であっても鬼コーチになってください。

 

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