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脳血管性認知症の原因と症状を知っておこう

認知症のうち半分がアルツハイマー病で、3分の1が脳血管性認知症、10%がレビー小体型認知症です。
脳血管性認知症は、脳梗塞の後遺症として発病することが多く、脳梗塞の予防を行うことが認知症の予防にもなります。
今までは認知症の話は、ことわりがない限りアルツハイマー型を指しています。
自分の家の認知症と症状が異なり、かみ合わないと感じている家族も多いはずです。
医師に処方された薬

脳梗塞の予防

脳梗塞は脳の血管が詰まる病気ですので、血液の流れに関連する病気を持っている方に、その危険性があります。
例えば下記のような病気です。

  • 高血圧
  • 高脂血症(こうしけっしょう)
  • 糖尿病
  • 肥満(メタボリックシンドローム)
多発性脳梗塞

脳梗塞と言えば、突然倒れて意識が不明になり、救急車で運ばれる状況をイメージしますが、知らず知らずのうちに、多くの血管が詰まり脳梗塞をおこしてできる多発性脳梗塞というものがあります。

私の母は、近頃、どうも言動がおかしくなったと思って、病院で磁気共鳴画像装置(MRI)をとったら、多くの脳梗塞の跡がありました。倒れたことがなかったはずなのに、大きさもかなりありました。

こうした多発性脳梗塞認知症は、脳血管性認知症の一種で、認知症を治すための治療薬は、一時期、脳代謝改善薬(脳循環改善薬)などがありましたが、現在は使用されていません。

薬物治療の問題点

また、脳梗塞を起こさせないようにするために、抗血小板薬という、血小板の働きをおさえて、血液が固まるのを防ぐ薬があります。
でも、ケガで出血があった場合、普段よりは血が止まりにくいといったリスクがあります。

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脳梗塞を起こす病気の予防を

現在は、脳梗塞の原因の元である病気のケアをし続けることが、認知症ケアにもなります。
高血圧や動脈硬化です。

脳梗塞を繰り返すごとに、脳細胞は失われ認知症状が悪化してしまうからです。

高血圧予防

家族の方は、毎日、家庭用の血圧計で血圧を測り、高くなったらその原因を考えて、生活習慣のめあすとしたいところです。
血圧は、長引く便秘、食べすぎ、塩分のとり過ぎ、極度の興奮、外気の温度差が大きい場合等、上がるといわれています。

血圧は、すぐに変わると言うものではありませんが、水分の摂取や、食事の量の調節、部屋の温度の管理などを、日頃から気を配っていくようにします。
血圧が上がった時は、外出や入浴を控えて、静かに過ごすようにしています。

脳血管性認知症とアルツハイマー型の違い

脳血管性認知症の場合は、アルツハイマー型認知症とは異なり、人格は残り個性が残り、対人関係も保つことができます。
会話を楽しんだりできますので、家族にとっては精神的に楽です。

ただ私の母の場合、日によって、症状や性格が変わったり、自分が誰であるかさえも分からなくなります。その差が両極端です。
俗に言われている、『まだら認知症』というのは、脳血管性認知症のことを指しています。まだら認知症の話を、高齢者がいるお宅で話をすると、『うちもそうなのよ。』と返事が返ってくることがあります。少なくありません。

脳血管性認知症も、アルツハイマー型認知症と同じ進行型であることには変わりません。
進行を遅らせるためには、生活習慣の改善と、専門機関でのリハビリを行っていくことで可能です。

脳血管性認知症は、急激に症状が悪化すると言われています。
また、アルツハイマーと併用していることもあるといいます。

調子が良くても安心しきらずに、さりげなく日々の暮らしを見守ることが大切になってくるのです。

 

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