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要介護になっても、やりたいことや見たいものがある!

ディケアでのリハビリテーションは、年齢と共に衰えが現れる筋力強化に役立ちます。一人での外出が不安な高齢者が、見守りの中で安全に運動できるサービスは、高齢者や家族を助けてくれています。

でも、室内での運動には限度があり、複数の機能訓練メニューが組み込まれた短時間のディケアでは充分ではありません。医師がすすめるのも屋外でのウォーキングです。2時間とか半日単位で、屋外に出たいと考えるのは普通です。カラオケを行う高齢者のカップル

外出から得るものは、運動による筋力強化の他、脳に刺激を与え認知症の予防も期待できるからです。季節を感じ、生活のさまざまな音を聞きながら、好奇心が満たせます。

しかし、現実には介護保険で認められている外出介助は、目的のない日常的な散歩では受けられません。国の財政から出費されるのですから、当然なのですけどね。

外出介護の介護保険が使える範囲と、民間のサービスを利用した場合のおおよその費用などを提示しておきます。

介護保険で適用される外出介助

介護保険の適用がある外出介助は、以下のとおり。

  • 通院(原則として病院内は不可)
  • 近所のお店に日常品の買い物(趣味趣向的なものは不可)
  • ディサービスや介護保険施設の見学
  • 家族へのお見舞い(頻繁でない場合に限る)
  • 官公庁への提出
  • 選挙
  • 自宅に風呂がない場合の銭湯
介護保険で適用されない外出介助

一方、介護保険の適用されないのは以下のとおり。

  • 理容院・美容院
  • 外食
  • 冠婚葬祭
  • お祭りなどの地域の行事参加
  • 観劇・ミュージカル
  • カラオケ
  • パチンコ
  • 旅行
適用外でも認められる事例は有

多くの人が望んでいる散歩に関しては、制限があります。医師や療法士が、身体機能訓練として必要と認められた場合にのみ、介護保険の適用とあるのです。

散歩が介護保険で認められる事例は、以下のとおり。

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  • 通所介護を利用しておらず、外出先も少ない方
  • 運動不足、運動能力の向上、筋力低下防止を理由としたリハビリ
  • 退院・退所後のリハビリ

下記のような事例は対象外となる。

  • 散歩が日課であったという利用者の要望
  • 単に外を歩きたい、気分転換したいという利用者の要望
自費で外出介助を依頼する場合

要介護者が外出や旅行を行う際は、かかりつけ医師やケアマネジャーの了解を経た後、外出介護従事者に外出のサポートをお願いします。

外出介護従事者の通称は、移動介護従事者やガイドヘルパーなどあります。外出介護従事者は、車椅子の介助やトイレの介助、乗り換え乗り継ぎなどの交通機関の案内などを行ってくれる有資格者です。

外出介護資格を持つ、民間の専門企業を探す必要がありそうです。また、移動サービスを行う民間企業が独自に設定した資格もあって、移動サービスを行う機関が必ずしも、国の移動介護従事者の資格を保有しているわけでもなさそうです。

料金は、移動の伴う実費、食事を伴うならその実費の他、保険料、サービス機関への手数料、外出介護従事者の費用などが加わります。外出介護従事者の費用は、利用するサービス機関、介護認定のランク毎、依頼内容によって分類されています。料金体系が複雑なのは、覚悟しなければならないみたいですね。

まだ新しいサービスのようで、業界全体の基準単価もないように伺えます。継続的な利用を検討しているなら、短い時間の外出移動サービスから始めて、徐々に時間を引き上げてみる方法が良いかと考えます。

たまたま見つけた『福祉クラブ生活協同組合』の費用体系が、現実的でわかりやすいので記載しておきます。目安になるかと思います。

福祉クラブ生活協同組合は、1989年に横浜市港北区で日本初の福祉専門生協としてスタートしたお店です。現在、神奈川県川崎市、横浜市、藤沢市を中心に営業活動を行っているサービス業者のようです。

病院での付き添いありの通院

走行距離が16km(約40分)で、総時間が1時間20分の場合、3,560円。

病院での付き添いなしの通院

走行距離が3kmで、総時間が30分の場合、1,530円。

ショッピング&お食事

走行距離が8km(約30分)で、総時間が2時間の場合、3,400円。

同窓会での付き添い有の同窓会

走行距離が45km(約2時間)で、総時間が4時間の場合、7,540円。

 

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