小規模多機能型居宅介護が、介護負担を軽減する切り札になるか?

在宅介護者は、心の底から増えて欲しいと願う施設はコレよ

施設ではなく自宅で生涯を終えたい、でも、介護環境が不安と言う方のためにサービスに『小規模多機能型居宅介護』があります。
施設で折り紙を折る高齢者

小規模多機能型居宅介護とは

その名が示す通り、少人数の高齢者の様々な支援を、一つの事業所で対応するように支援する仕組みです。
小規模多機能型居宅介護には利用定員が定められていて、1つの事業所あたり25人以下の登録制となっています。1日に利用できる通所サービスの定員は15人以下、泊まりは9人以下となっています。

在宅介護の悩み

自宅で介護サービスを受けようとすると、訪問介護、通所介護、ショートスティを、別々の施設と契約を行い、各々のスタッフとをコミュニュケーションを取る必要がありました。
それらの手配は、ケアマネジャーの手を借りながら行うとはいえ、介護される高齢者にとっては、施設毎に人が変わり、精神的な負担も大きくなります。

特に一人暮らしや共働き世帯が助かる

小規模多機能型居宅介護にすると、常に顔馴染みのスタッフに介護を受けることになり、様々なニーズで、24時間体制の介護サービスを受けることができるようになります。
このサービスなら、一人暮らしや老々介護で、介護者する人に困っている方や、共働き世帯で時間の制約が多い方でも、上手くいくと言われています。
また、徘徊や昼夜逆転している高齢者への対応も行ってくれるため、家族の介護負担をグッと減らすことができるのです。

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例えば、訪問介護で服薬状況を確認した際、1週間も入浴を行っていないことが分かれば、訪問入浴介護に切り替えたり、家族の出勤時間に合わせて、ディサービスの早朝のお迎えをしてもらったり、逆に延長してもらったりが可能になります。
夜間の病態の悪化などの相談にも、のって貰えるなど、柔軟な対応が期待できるのです。

利用料が定額なので安心

しかも、1カ月当たりの利用料が定額なので、毎月の介護費用が予想以上に高額になる心配がありません。

1箇所を使っているために、サービスの時間調整や変更なども行いやすいメリットがあります。

小規模多機能型居宅介護の問題点

ただ、常時目の生き届いたサービスにするためには、自宅から30分以内に小規模多機能型居宅介護事業所があることが必要となります。

現実には、2011年6月の全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会の資料によりますと、登録事業者数は3,063箇所で、とても地域密着型のきめ細かいサービスの実現まで、ほど遠いのが現状です。

小規模多機能型居宅介護事業所側の台所事情としては、24時間常時対応可能な人員の確保と、低い介護報酬で運営が難しいことを懸念されています。

利用者側は、小規模多機能型居宅介護のサービスへ切り替えると、今まで利用していた介護施設は使えなくなり、馴染みのケアマネジャーとの契約は終了してしまうデメリットがあります。

全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会にて、上記のようなサービスの内容が分かりやすく書かれたパンフレットがありますので、参考にして見てください。
小規模多機能型居宅介護のパンフはこちら

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