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早期発見・早期ケアよ

生活に支障が無いけれど、物忘れが頻繁に起こり、同じことを何度も言うと家族から指摘される軽度認知障害(MCI)への予防の重要性が、上げられるようになりました。
ゲートボールを行う高齢者

軽度認知障害の段階で治療は効果あり

研究によって、軽度認知障害(以下MCIと記述)の方は、5年後には約半分の方が認知症に進行するケースが高いと言われています。
逆に、MCIの症状が認められた段階で、適切なケアを続ければ、認知症(AD)へ進行を防ぐことができた研究結果が発表されました。

以前NHKの『ためしてガッテン』でも、週1回、MCIに該当する高齢者が集まり、料理や運動といった生活を共にすることで、画期的な結果が見られたことが報道されています。

ことに、アルツハイマー型認知症の原因は、脳の中にベターアミロイドが蓄積されて、脳細胞を縮小する病気ですが、蓄積が始まるのは症状に気がつく10~20年前からはじまっているそうです。
かつては、βアミロイドの蓄積の状況は、亡くなった人でないと確認が難しかったのですが、アミロイドPETと言われる装置で撮影することにより、生きている人でも確認できます。
脳に蓄積したアミロイドを、画像で確認したら、認知症予防を行っていけばよいのです。

増え続ける認知症患者に歯止めを

増え続ける認知症患者に歯止めをかけるには、早期発見、早期ケアです。

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現在、認知症の高齢者は462万人、認知症予備軍とされるMCIを含めれば、800万人以上に上ります。
MCIの段階で、支援や治療開発を進めることにより、数兆円規模の社会負担に繋がると新聞には書かれていました。

MCIの判断は

MCIであるかないかの判断は、認知症の診断手順と同じで、本人や家族からの聞き取りと認知機能検査や脳の画像診断等を行います。

その後、認知機能と日常生活機能を、家族や本人などから聞き取りながら、判断していきます。

認知機能検査は、①記憶、②言語機能、③注意力、④遂行機能、⑤視空間機能等を評価します。

日常生活機能の方は『食事をする』『風呂に入る』などの普通の日常生活動作より、『服薬管理』『料理』といった、より複雑な日常生活動作が自分でできるかどうかを判断します。
このような日常生活に支障があればMCIでなく認知症と判断し、日常生活に支障が無ければ認知機能の低下がみられてもMCIと判断します。

MCIであれば、地域の認知予防教室等を探して利用していくことになります。(今は、まだ数は少ないと思われます。)

認知症予防

認知症予防に良いとされているのは、以下のことです。

  • 有酸素運動
  • 知的活動の習慣化
  • 生活習慣病の予防(血圧、コレステロール値、糖尿病など)

MCIであるかないかの発見のめあすは、以下のことです。

  • 同じことを何度も言う。最近のことを直ぐに忘れる。
  • 料理、片付けをしたがらなった。計算や運転ミスをする。
  • 急にイライラしたり、怒りっぽくなる。
  • 身だしなみに構わなくなる。

 

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