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介護保険型の認知症保険を一覧表で比較

他の介護保障とセットの保険や一時金と年金でもらえる保険も

姉の友だちの話ですが、一人暮らしの母親を訪問したところ、子供の顔が誰一人わからなかったそうです。3人兄弟のいずれも別世帯のために、施設へ入れざるを得なくなりました。

頼みの綱である特別養護老人ホームは、待機待者は大勢で長期間待たなければなりませんし、入所基準が要介護3からです。要介護1や2であれば、申し込みをしずらくなっています。姉の友だちの場合詳しい事情は知りませんが、多分、有料老人ホームの入所だったのではと想像します。費用はかさんでも背に腹は代えられないといったところでしょう。

10年後の2030年には、団塊の世代が80歳を迎え介護施設の不足は切実になります。核家族化が進み、在宅介護者の担い手も減少します。ますます、介護不足に拍車がかかり公的な介護施設は、一般人には手が届かず、多くの人が有料老人ホームを検討せざるを得ない状況になります。

認知症保険の必要性を強く感じます。

認知症保険は種々さまざまに増えた

認知症保険のタイプをざっくり分けますと、介護費を補償する介護保険型と、他の人や物に損害を与えた時の損害補償型の2種類です。当記事では介護保険型についてまとめてみます。

介護保険型は認知症を発症する前に加入し、公的な要介護認定で要介護になった場合や、医療機関でMCL(軽度認知症)や認知症と診断された場合に保険がおります。ほとんどの保険の払込期間は終身で、途中解約をしても支払い続けた保険料は戻りません。また、認知症を発症しなければ掛け捨てになります。中には、2年に1度に予防給付金として、掛け金が戻るものもあります。

認知症だけでなく介護全般的な保証もと考えるなら、JA共済の介護共済や介護保険の中に、認知症特約といった名前て付加できるようになってきました。医療面での保証も重視したいと考えるなら、医療保険の中に介護一時金特約や、認知症特約が選べる保険も現れてきました。

保険選びは、現在持っている保険の保障内容を考慮し、年齢や家族構成、貯金額、毎月の掛け金などを含めて検討します。ただ、介護の場合は自分へ支払われるものなので、将来の介護はどうあってほしいのかも大切な選択肢になります。在宅介護か、施設入居か。施設入居の場合は住宅型にするか、健康な状態からあらかじめ介護付きの施設に入所するか、介護が必要になってから入る施設にするか、有料にするか、公的施設にするかの選択肢は沢山あります。

太陽生命保険は日本で初めて、2016年3月に認知症保険を発売しました。認知症の診断が下されると一時金を支払われる保険です。その時に書いたこの記事を書き直しながら、当初の形から種々さまざまに機能が増え、利用者の事情を考慮した内容になってきています。4年経過してしまいましたが、改めて各々の生命会社の保険内容について、洗いだしてみることにしました。

保険申込書とお金

介護保険型の認知症保険について

介護保険型の認知症保険はお金の受け取りで分けると、【一時金タイプ】と【継続してお金が給付される年金タイプ】と、【一時金と年金タイプの両方のサポートするタイプ】に分けられます。また、保障内容で分けると、【認知症だけ単独の保険】と、【介護保険等の特約として付帯する保険】と、【医療保険の特約として付帯する保険】もあります。支払い要件も、【MCI(軽度認知症)と診断された時点】、【介護保険の介護ランクが指定の値で医師に認知症と診断された時点】に分かれました。

下記に保険会社ごとに詳細しますが、ひとつ補足しておきます。
下記に保険期間と書いてありますが、支払い要件をカバーする期間のことを指しています。例えば、保険期間が5年なら、契約してから5年間は保険料を支払い続ける必要があり、5年間の間に認知症を発症すれば保証金額が支払われるという意味です。終身なら一生払い続けることで、生きている限り認知症を発症すれば保証金額が支払われます。
また、支払い期間という文言も出てきますが、年金などのように継続してお金が支払われる場合の期間を指します。

朝日生命

「あんしん介護認知症保険」は認知症単独の保険です。

保障内容

一時金(100万~1000万円)と終身年金(20万円~300万円)のいずれかから選べます。

保険料(月額)

一時金300万円の場合、50歳男性は2,043円、50歳女性は2,451円。保険期間は終身。

支払い要件

公的介護保険の要介護1以上に認定、かつ所定の認知症と診断された場合。

セント・プラス少額短期保険

「認知症のささえ」は認知症単独の保険です。エーザイと共同開発した保険で、要介護認定を受けていても申し込み可能なことが特徴です。

保障内容

一時金20万・60万・80万円から選べます。

保険料(月額)

一時金80万円を受け取るとした場合、50歳男性は638円、50歳女性は638円。保険期間は1年更新。

支払い要件

認知症と診断されて90日後。

SOMPOひまわり生命

「笑顔をまもる認知症保険」は、認知症に加えMCI(軽度認知症障害)の保証もサポートします。。

保障内容

一時金200万円。

保険料(月額)

50歳男性は4180円、50歳女性は4940円。保険期間は終身。

支払い要件

初めて医師からMCI(軽度認知障害)、または認知症と診断された場合。

プルデンシャル生命

「介護終身保険(認知症加算型)」は、介護保険に認知症保障を特約として付加した保険です。終身保障の介護年金に加えて、重度の認知症になった時には介護年金額と同額が支払われます。掛け捨てではなく介護年金給付前に亡くなれば、死亡給付金が満額で支払われるのも他にはないサービスです。

保障内容

介護年金は30万~700万円までと、支払保証期間を5年と10年から選べます。認知症と診断された場合は、介護年金と同額が加算されます。死亡給付金もついています。

保険料(月額)

支払い保証期間を5年で年金額を60万円、死亡給付金300万円とした場合、男性50歳なら1万6,722円。

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支払い要件

公的介護保険の要介護2以上と認定された場合。さらに、所定の重度の認知症に該当した場合は、介護年金に加えて認知症加算年金の支払われます。

太陽生命

「ひまわり認知症予防保険」は認知症単独の保険です。専門の知識を持つ社員が直接、請求手続きをサポートする「かけつけ隊サービス」があります。持病があっても、加入できます。

保障内容

一時金として最大100万円。認知症にならなかった場合は、加入後1年後、以後2年ごとに予防給付金の支払いがあります。死亡保険金もついています。

保険料(月額)

一時金100万円、予防給付金2万円、死亡保険金60万円とした場合は、男性50歳は3,975円、女性50歳は4,344円です。保険期間は終身。

支払い要件

一時金の受け取りは、所定の認知症と診断された場合。

第一生命

かんたん告知「認知症保険」は、認知症単独の保険です。認知機能のチェックアプリが使えたり、被保険者宅の訪問サービスや認知症相談ダイヤルが無料で利用可能です。

保障内容

一時金として、契約日から2年以内は保険料の累計額の支払い、2年経過後は保険金が支払われます。

保険料(月額)

一時金300万円とした場合、男性50歳は3,249円、女性50歳は3,885円です。保険期間は終身。

支払い要件

認知症と診断され、かつ公的介護保険の要介護1以上と認定された場合。

フコク生命

「あんしんケアダブル」は、特約組立型総合保険「未来のとびら」の介護終身年金特約(認知症加算型)として加入する保険です。介護と認知症の両方をサポートしてくれます。

年金の支払い期間が終身を選択すれば、介護期間が長期に及ぶケースでも介護費が足りなくなる不安をカバーできます。さらに、重度の認知症に該当した場合は、年金額を50%加算して支払われます。

年金タイプの保険ではありますが、「介護保障特約<有期型>」を合わせて契約すれば一時金が支払われ、施設入所などで多額の費用を補えます。

保障内容

年金として年額30万円から保障があります。支払い要件に該当した場合、終身にわたり年金が支払われます。さらに、所定の重度認知症に該当する場合は、年金の支払額を50%加算されます。

保険料(月額)

年額年金100万円の場合、男性50歳は2,800円、女性50歳は3,510円です。当保険料は保険期間を10年とした場合で算出。

支払い要件

次のいずれかに該当した時、年金の支払いが行えます。

  • 公的介護保険の要介護2以上と認定された場合
  • 認知症による所定の要介護状態が90日継続した場合
  • 寝たきりによる所定の要介護状態が180日継続した場合
メットライフ生命

「終身認知症診断一時金特約」は、健康な人向け(標準体)の終身医療保険「Flexi S(フレキシィ エス)」、終身医療保険(引受基準緩和型)「Flexi Gold S(フレキシィ ゴールド エス)」につけられる特約です。これらの保険には、終身介護保険一時金特約も付加することができます。イメージとしては、医療保険に、認知症保障や介護保障が付けられるといった感じです。

保障内容

一時金として、30万~300万円まで5万円きざみで選べます。

保険料(月額)

「Flexi S(フレキシィ エス)」シンプルコースDプランに特約として付加した場合、主契約との合計金額は次の通りです。男性50歳は4,152円、女性50歳は4,222円です。

支払い要件

認知症介護の状態が180日以上継続していることが、医師によって診断確定された場合(180日間の保証されない期間あり)

三井住友海上あいおい生命

「終身介護・認知症プラン」は、「&LIFE 終身保険(低解約払戻金型)」と介護・認知症を保証するオプションをセットにした保険です。

保障内容

介護保障は、介護一時金と年金が支払われます。

認知症保障は一時金で、50万・100万・200万・300万から選べます。

保険料(月額)

介護年金60万円、介護一時金60万円、認知症一時金100万円とした場合、男性50歳は4,825円、女性50歳は5,526円です。保険期間は終身。但し、当保険料は支払い保証期間を5年として算出しています。

支払い要件

介護保障は、公的介護保険の要介護2以上と認定され、所定の高度障害状態になった場合。
認知症保証は、先の要件に加えて、所定の認知症介護状態が180日以上継続している場合。

アフラック

「認知症介護一時金特約」は、医療保険「EVER」シリーズにつけられる特約で、終身介護保障一時金特約も別に負荷できます。イメージとしては、医療保険に認知症保障や介護保障を付加した保険です。

保障内容

一時金として30万~500万までで10万円刻みで選べます。

保険料(月額)

「ちゃんと応える医療保険EVER」に付加した場合、一時金100万円とした場合、男性50歳は3,655円、女性50歳は3,640円です。保証期間は終身。

支払い要件

認知症による所定の要介護状態が90日以上継続した場合。

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