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万が一の時の準備項目は、事が起きてから分かる

何となく変だとは思いながらも、一人で何でもやりたがる母でしたので、『まだ、大丈夫』と考えていた時におきました。予想していたのに、どう対策を行ったらよいのか分からなかったというのが現実でもあります。

後から姉に聞いてみると、その前日に姉に敬語を使って母は、娘だと思っていない風だったと言います。変だと思っていても、『普通の人はどう対処したらいいのか?』、対処する方法があるのかどうかもわからないのが、老人病なのでしょう?救急車で運ばれる女性

隣の部屋の母の様子が変

時は夕方、パソコンでメールチェックをしている時に、「うーうー」と隣の部屋で大きなうなり声がします。ドア越しに、母に声をかけても返事がありません。異変を感じて部屋のドアを開けてみると、左手をギュッと握りしめたこぶしが上下にけいれん、さらに近付くと硬直した母の体が、全身けいれんしていました。顔は土色で、口からは泡が出ています。

てんかんの発作の怖さは、子供の時、同じクラスにてんかんの病の友達がいましたので聞いてはいましたが、これほど、体全体で大きく揺れるのがそうであるとは思ってもいませんでした。体に何かがとりつかれたように体が上下に振動し、背筋が寒くなりました。

緊急時に必要なことは、生年月日とお薬手帳

大急ぎで救急車を呼びます。電話での救急隊員は、着いてすぐに対応が出来るように母の様子をこと細かく聞いてきます。母の様子はもちろんの事、最後に母を見たのはいつかとか、何分前にけいれんに気がついたのかといったことです。

住所、電話番号、氏名をいって待つこと、20分ばかり。

救急隊員が部屋に入ると、まずは心臓が止まっているかを確認。AED心肺蘇生装置が、側に置いてあって、人命救助の順序を知った一瞬です。

救急隊員は、現在母が飲んでいる薬の詳細を聞きます。私はすっかり動揺してしまって、どこに何が置いてあるのか探すこともできません。身内が倒れた時、冷静に救急車を呼び(電話の119をプッシュボタンで押すことさえ、震えてままならなかった)、お薬手帳を探しだすことさえ無理なくらい、動揺してしまうことが分かりました。これらの作業をやったのは、なんとわが夫です。

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母を自室から救急車に運ばれると、すぐに酸素マスクを取り付けてくれます。脳に酸素が運ばれないことで、脳に及ぼす損傷をできるだけ小さくするためと考えます。こうした対応が、あと後の障がいの大きさの差や、お年寄りの自立度を左右させるに違いありません。

救急車に乗っても、救急隊員の質問は矢継ぎばやに続きます。私と話している間、運転手は病院を探す電話を次々にかけていきます。1件断れらた!、次の病院も駄目、その次も・・・3件くらい断られたでしょうか?その間の時間が妙に長く、神に祈る気持ちです。

身内が倒れた時、健康保険証がないと駄目と考える方もいるかもしれませんが、どうやら鍵は生年月日にあるようです。生年月日がわればば、健康保険証は後からでも大丈夫と言われました。情けないことに、自宅で倒れたにもかかわらず、母の後期高齢者保険証を見つけ出せませんでした。生年月日を何度も聞かれたことから、『隠された、国民背番号』なのかと思っています。

搬送先の病院を決めるには、持病などの情報が大切

救急車の中での質問応答は、搬送先での病院の対応に大きく影響していると感じます。過去の病歴が中心ですが、脳梗塞や脳卒中で倒れた場合は、高血圧や糖尿病を持っていたかといったことを細かく聞かれます。

救急隊員は、搬送先の病院を探す際に、私が言った過去の病状なども告げています。こうした内容で受け入れるかどうかも、病院側は判断する材料になるのでしょうか?断定しませんが、救急車に同乗する人は日常一緒に過ごして状況を、知っている方が望ましくなります。

30分後にけいれんが収まった知らせにほっと一安心

病院は、武蔵小杉の日本医科大学。

ひんやりした長椅子の並ぶ、会計を待つ部屋の横の設置された小部屋の中で、しばらく待ちました。同じ部屋には、70代くらいの母親とその息子。生年月日を覚えていなかった私に、健康保険証を探しあてた旦那から電話がかかり、復唱する声を聞いていたようです。隣に座っていた息子さんが、「生まれた日が僕の父と同じです。」と言われていました。

ひとしきり待った後、看護師に呼ばれて医師と面談をします。母のけいれんは、治まったという話にとりあえずホッとしました。

 

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