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娘の生活を支配する頑固な母

母は、日舞やガーデニング、カラオケ、裁縫が好きなごく普通の主婦。
何に対しても前向きで、日舞のお稽古では会計を務め、毎月先生の月謝を生徒さんから集めていたりしました。後から知ったことですが、教室の場所を予約したりといった雑用もしていたということです。
料理をするおばあちゃん

実は母はすてきな人でした。

町内会においては、婦人部長を3年も連続で務め、盆踊りや敬老会、子供会などで料理などの切り盛りもしていました。
人の嫌がることも率先して行い、誰の目から見ても良い人という印象を持たれていたはずです。

でも、娘の私には、ちょっと人とは違う母をたくさん知っています。
一度、やると決めたら絶対に、何があっても止めません。
頑固なのか、思い込みが激しいのか、「信念があっていいんじゃない」と人は言うけど、その固守した姿は、少し変だったのです。

融通が利かないのかなぁ~。
そんなことで、何となく、今日の日が来るのを予想していました。

親子関係は最悪

私は一度結婚して、母とは別居していましたが、旦那の起業と共に実家に帰っていました。
やはり、金銭的なリスクを、最小限にしたかったからです。これは私たち夫婦の身勝手な理屈で、母の気持ちは複雑だったと今になって気がつきます。

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戻った私が、母とけんかをするのに、1週間もかかりませんでした。
それは、子供でもないのに、母の執拗なまでの私への干渉です。

ひとつは、母が私のために買った物干しです。
今まで使用していた物干し台は捨てるために、ゴミ置き場にまで持っていったのですが、母は元の位置に戻します。今までのものも新しいものも使って、干し場が広い方がいいと言うのが母の意見であります。

『私が使うですよ。私の使いたいようにさせてよ~。』と何度もいい貼りましたが、今でもその古い物干しは残っています。

ガレージに自転車やバイクを置くようになると、ガレージの下側の隙間に金網をつけ始めます。
猫が、ガレージをくぐって入ると困るからとだそうです。『猫は飛び上がって入るから、金網なんか付けても無駄よ』と何回言っても、外しません。
今まで、何年も金網をつけることなんかなかったのに、私が使いはじめると気になるのです。
金網をつけたために、ガレージの開閉に負荷がかかり、ネジが1本外れました。何度も激戦の末、金網を取り外すことができました。

私の靴べらにひもをつけたり、雨も降っていないのに私の洗濯ものを取り込んでみたり、部屋に勝手に入って整理したりと、思う存分やりたい放題です。
干渉するの度合いが強くなり、毎回けんかの繰り返しです。

私は神経質になり、母の周囲には私のものを置かないようにしました。食器も使ったらすぐに、拭いて棚に仕舞います。
どんなにキチンとしても、わずかなスキを見つければ手を出していきます。

そして、私は母と完全に決別してしまったのです。

 

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