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いつまでも元気で歩きたいから、安全で使いやすいものを

歩行車とシルバーカーの違いは、介護者であればすぐに見分けがつきます。
ただ、機能が次々に加わり、どちらがどっちと言えなくなってきている気がします。

いずれにしても、使うお年寄りの体の状況に合わせて探すのが一番ですよ。

 

歩行車は安心して体重が預けられるもの

現在の歩行車は、介護者が一緒に歩くことを前提に作られているものが多いですね。
一人歩きが不安で、体重をかけて歩いても安定性があるもの、ふらつきがあるお年寄りでも容易にバランスが取りやすいようになっています。
そのため重量が重く道路の段差や、ノンステップバスでさえも介護者が手を貸さなくてはならないのが歩行車です。

歩行車ないし歩行器

 

シルバーカーは、長時間歩く時や重い荷物を運ぶ時用

シルバーカーは、小型で、ノンステップバスでも軽々と持ち上げることができ軽量です。
ただし、体重を預けて歩くには不安定で、転倒の心配があるなら迷わず歩行車です。

デザインや色もおしゃれで、買い物がしやすいように大きなカゴがつくなど工夫が凝らされています。

基本的に誰かに歩行を助けてもらうほどではないけど、何かにつかまっていないと不安な方が使います。
脊髄圧迫骨折をされているかたは、シルバーカーをつかうと前かがみになり、楽に歩けると聞いたことがあります。(それが整形外科的にどうかは分かりかねます。)

シルバーカー

 

シルバーカーと歩行車の比較

具体的に歩行車とシルバーカーの違いを上げてみると下記のとおりです。
下記の機能分けが絶対ということはなく、混じっていることも少なくありません。
機能の基準も、これはというはっきりした定義もなさそうですね。

    シルバーカー 歩行器
使用者 自立歩行が可能 歩行に際体重の支え必要
重量 約1.5Kg ~4.0Kg 3.0Kg~10Kg以上
ハンドル 使用者の前面にあり手の甲が上になるようにもつ 使用者の側面にあり、脇をしめて歩くことが可能
姿勢 体が後輪の後ろに来るために、前かがみになりやすい 体を後輪の間に入れることで姿勢よく歩ける
価格 1万~2万 2万~5万
介護保険適有無 適用外 適用(利用者は1割負担)

 

テクノエイド協会の福祉用具の分類コード(CCTA95)の定義

テクノエイド協会の福祉用具の分類コード(CCTA95)が定義している内容を、そのまま記載しておきます。

歩行器(Walking frames)は「左右のフレームの下端に先ゴムが付き,握り以外に支持部のない歩行補助具であり,左右のフレームを交互に動かせるものと,固定されたもの」。

歩行車(Rollators)は,「左右のフレームとこれを連結する中央部のパイプからなり,単体で使用され,手あるいは腕などで身体を支えて操作する歩行補助具であり,左右のフレームの下端に杖の先ゴムの付いたものと,車輪あるいはキャスタの付いたもの」。

シルバーカー(Carts)は、「かごを備えたフレームの下に車輪が付き,かごの蓋が腰掛けとして利用できる歩行補助具」。


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