室内用の歩行器を使って、お茶や新聞を楽に運ぶ
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この記事の目次
お茶は自分でいれたいから、室内でも歩行器を使いたい
家の中はつかまり歩きをしたり、設置した手すりなどにつかまって歩けばよいと言われていますが、つかまり歩きをすると物が運べない悩みがあります。
特にお茶が入った湯のみなどを持とうものなら、ドアや戸を開けることができないのです。
また、痛いのを我慢して生活しているお年寄りも少なくありません。
私の親戚のおばさんは、足が痛くて家の中で這って、移動していると言います。
壁中に手すりを、つけられるお宅もそう多くはありませんよね。
外国では、家の中でも車椅子が使えるような家の構造になっていると聞いています。
日本も道具を上手に使用して、自立した生活を送りたいものです。
室内歩行器を選ぶ時の基準に加味することは、以下のようなことと考えます。
- バリアフリーでわずかな支えがあれば歩行が可能な方
- 段差やカーペットがひいてある所でも利用する場合
- 軽度の麻痺や運動機能に障害があり少ししか歩けない方
バリアフリーでわずかな支えがあれば歩行が可能な方
家の中で歩行器を使うことができれば、行動範囲を狭めることもありません。
好きな時にお茶を沸かして、お気に入りのソファーに座りゆったりとテレビを見ながら、お茶を飲むことだってできるのです。
段差や線路の隙間などがある屋外と違って、室内は平らです。
屋外で歩く時のように、小石や段差で車輪がはじかれて、転倒する心配はありません。
バリアフリーであるならば尚更ですので、小型の車輪を選ぶと小回りが利いて便利になります。
なにしろ、日本の家屋は、狭いですからね。
ポーター(porter) 屋内専用歩行器
ポーター(porter) 屋内専用歩行器は、食事を運ぶのに丁度良いトレ―がついているタイプです。
両手でハンドルを握って、屋内を歩くことができます。
ハンドルの部分がテーブルの下にあるので、肘をついて歩くことも可能なのが特徴です。
トレ―の大きさ | 51.2㎝×32.8㎝ |
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高さ | 使う人の身長に合わせて3段階(68㎝、76㎝、84㎝)に調整可能 |
ストッパー | 後輪のみ |
車輪の大きさ | 前輪、後輪とも7㎝ |
組み立て必要有無 | 組み立て式 |
メーカー | プレジャー(MID) |
税込み価格 | 59,400円 |
タスカルウォーカー 歩行器・テーブル
タスカルウォーカー 歩行器・テーブルは、上記のものより機能が加わっています。
トレ―の大きさ | 50㎝×45㎝ |
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高さ | 使う人に合わせて8段階(72~89.5㎝の間を2センチ刻み)調節可能 |
車輪の特徴 | 自在輪で360度どちらにでも回り小回りが効く。 四輪ともロック可能 |
車輪の大きさ | キャスターの大きさは3種類 (前輪後輪とも5㎝、前輪7.5㎝後輪5㎝、前輪後輪とも7.5㎝) |
介護保険適用有無 | 介護保険で1割負担で貸与可能 |
メーカー | ウチヱ(ウチエ・UCHIE) |
定価 | 39,000円~43,000(非課税) |
段差やカーペットがひいてある所でも利用する場合
室内歩行器を選ぶ時の基準は、大きな段差があるか、カーペットなどを弾いていないかで歩行器の安定度が変わってきます。
大きな車輪であれば、安定します。
小さな車輪では、段差は超えられませんし、カーペットの端に引っ掛かり転倒の危険があるからです。
室内用歩行器 AR-428E、AR458E
室内用歩行器 AR-428E、AR-458Eは、食事を運ぶにはオプションで透明トレーを購入する必要があります。
SGマークがついていて安全性が高いことと、屋外でも利用可能なので大きなメリットとなっています。
ボックスに腰掛けることができ、座面の高さの違いによって2種類に品番が分かれています。(47㎝、43㎝)。
37㎝×27㎝の座面は余裕があり、ボックスの上蓋を開けると中に小物を収納することも可能です。
車輪の大きさ | 15.2㎝で安定 |
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高さ | 75㎝~100㎝の間11段階で調節が可能 (25㎝もの調節ができるのは、業界最大) |
折り畳み寸法 | 55(W)×33(D)×76(H)㎝ |
組み立て寸法 | 55(W)×60(D)×75~100(H)㎝(高さは7段階調節) |
重量 | 7.7Kg |
耐荷重 | 100Kg |
座面の高さ | 47㎝と43㎝の2種類 |
色 | 緑、茶、黒 |
メーカー | ユーバ産業 |
価格 | 45,000円 |
軽度の麻痺や運動機能に障害があり少ししか歩けない方
例えバリアフリーであっても、軽度の麻痺や運動機能に障害がある場合は、しっかりした安定型のものを選びます。
『段差やカーペットがひいてある所でも利用する場合』に記載したものは、良く見ると肘起きタイプになっています。
肘を置いて、体重をかけて歩くことが可能です。
実は、この肘置きの部分は外せるようになっていて、通常のグリップタイプの歩行器でも可能となります。
ワザワザ肘を載せなくても歩行可能な方も、難しい方も利用できるのが大きな特徴なのです。
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