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葉酸不足が認知症や動脈硬化の引き金なる

葉酸の持つ二つのパワーが魅力

葉酸は、別名ビタミンMと言われています。ビタミンMのMの名前の由来は、猿が貧血になるのを防いだ物質ということで、monkeyの頭文字。

葉酸は、ホウレン草や豆乳、小松菜などの葉物野菜や、レバーなどに含まれています。お母さんのお腹の中にいる胎児の成長に欠かせない栄養素なので、医師が妊婦さんに葉酸のサプリメントを勧めています。 妊婦さん

認知症は脳の委縮と言われていますが、萎縮がする前に脳内の細胞分裂を活発にすることで、萎縮の進行を和らげられます。葉酸を食べることで、アメリカでアルツハイマーの進行を抑えられたデータがあります。

葉酸の役割と言えば、こうした細胞分裂の促進ばかりに目が行きがちですが、実はもう一つの役割があります。認知症や動脈硬化、或いは骨粗しょう症を引き起こす、ホモシステインの暴走を止めてくれます。

葉酸の役割は、細胞分裂の促進と、ホモシステインの暴走の制止を持っています。

葉酸の盛り上がり方が凄い

以前に書いた記事、低栄養を防ぐことで軽度認知症からの進行を遅らせるでも、葉酸のことは取り上げました。この時は、葉酸と一緒にビタミンB6、ビタミンB12を一緒に、摂ると良いと書いています。今回のガッテンでは、葉酸にのみ強いスポットが当たりました。

坂戸市の取り組み

個人的には、『何故葉酸だけを。』と不思議に思いますが、市を上げて葉酸を食べることを推進しているところもあるのです。埼玉県の坂戸では「さかど葉酸マーク」を作り、坂戸市文化会館では毎月1回葉酸の講義が行われています。

葉酸の日本で推奨されている基準量は、1日に240㎍(マイクログラム)ですが、海外や専門医は400㎍(マイクログラム)は必要とされています。貧血に良いと言われていた時期に、作られた240㎍の基準値から変更されていないためです。

坂戸では、400㎍をはるかに超え、1800㎍も摂っている方もおりました。 摂り過ぎると逆に副作用が現れる成分もありますが、食品から葉酸を摂る分には、問題がありません。葉酸が含まれるのは野菜が多いことから、同時に他の栄養素もとれることも期待できます。

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逆に葉酸のサプリメントで、大量にとることはお勧めできません。

番組で紹介された葉酸を積極的に、食べている坂戸の70代以上の方達はみな元気。腕の力こぶを見せて、『触ってみて。』なんて、言っておりました。ほうれん草

オタマジャクシの成長から細胞分裂促進パワーを知る

葉酸がピンポイントで注目を集めたのは、アメリカのキャサリン・ロペス教授と、青梅市のサレジオ工業高等専門学校の保科佳位さんの共同研究からです。キャサリン・ロペス教授の専攻は栄養学。

多摩川の近くに住む保科さんは、幼いころからオタマジャクシが好きで大量に飼い、カエルになるのを楽しみにしていました。しかし、途中でオタマジャクシは亡くなることが多いために、餌で何とかならないかと考えたそうです。シラスを与えるグループと、ほうれん草を与えるグループを分けると、ホウレン草の方が成長が速く、途中で亡くなるオタマジャクシが少ないことを発見します。 ほうれん草に含まれる成分を調べて、葉酸にこぎつけたようです。

葉酸には細胞分裂を促進させるパワーがあることが、うかがえる実験ですね。

ラット実験で、ホモシステインと葉酸の関係を明白に

ホモシステインに関しては、ラット実験にて葉酸を与えたグループと、そうでないグループに分けて実験を行います。葉酸を与えたラットの血管を輪切りにしてみれば、血管の壁は薄いままです。逆に葉酸を食べていないラットは、動脈硬化が進み血管は太くなっていました。

ホモシステインが暴走すると、活性酸素を作り出します。脳の委縮や動脈硬化、骨粗しょう症の原因です。

身近にある食材で葉酸を効率的に摂る方法

葉酸は水に溶けやすいために、ゆでる調理法以外を取り入れます。ほうれん草は炒める、ブロッコリーは蒸すなどすると、ほとんど葉酸が失われることがないそうです。最近流行りのレンジ調理なんかも、良さそうです。

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