ビールのホップとアルツハイマー認知症は関係ありなの?

認知症というより、生活習慣病に良いという話がある

先日、ラジオのコメンテーターが、ビール類の酒税が55円に統一されることに、激怒していました。多くの庶民がお世話になっている、発泡酒、麦芽を使わない第3のビールを開発するのに、どれだけ血と汗と涙があったのか、政府は考えていないと言います。

通常のビールは税率が下がり値下げ、発泡酒と第3のビールの税率が上がり値上がりになるためです。

私も、サッポロの『金麦(第3ビール)』は、本当に美味しくて大好き!最近のノンアルコールビールだって、多くの運転手に貢献しているはずです。ビール

ホップに含まれるイソα酸がアルツハイマーに良いらしい

そんな折、本日、ビールに含まれるポップの苦み成分に、アルツハイマーを予防する可能性がありのニュースです。これって、ビールメーカーの怒りの現れに違いないと、勝手に解釈します。

ビールの主原料であるホップは、香り、味、泡持ち、見た目の透明感を作り出す、ビールの品質の要です。ホップには、雑菌の繁殖を抑えて防腐効果もあります。

新聞によると、キリンと東京大、学習院大による共同研究チームから、このホップがアルツハイマーの予防になると発表しました。ホップはツル科の植物で、球花と呼ばれる花の部分が使われます。ホップの花を加熱する過程で作られるイソα酸が、脳内の免疫細胞である『ミクログリア』を活性化させることができることがわかったからです。

アルツハイマー型認知症は、脳内にアミロイドβが蓄積することが原因であることは知られていますが、ミクログリアにより、アミロイドβを除去する作用があります。検証は、マウスによるもので、イソα酸を含むえさを食べたマウスは、そうでないマウスに比べて、アミロイドβが約5割減少し認知機能も向上したとあります。

ただ、ミクログリアは、脳の免疫系を担う役割を持っていて、以前より諸刃の剣といわれていているのです。

ミクログリアは、脳の中では血液の白血球と同じ働きをします。つまり、アミロイドβのみならず、体に悪い腫瘍細胞や細菌を殺す作用を持っていますし、ダメージを受けた神経細胞の修復を助ける働きも持っています。

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健康な人は、必要以上のミクログリアの働きを抑制させることができますが、アルツハイマー病やダウン症の方は、この制御が働かずに暴走することがあります。ミクログリアが、脳の神経細胞を死滅させ、認知症の進行に繋がっている逆の説もあります。

つまりミクログリアは、アミロイドβを排除させることができるけど、脳内の神経細胞を死滅させる可能性も否定できません。

しかし、このような経緯があっても、今回の実験結果でイソα酸に軍パイがあがりました。マウスの検証では、5割の結果がでているからです。

イソα酸の健康効果

ビールに含まれるイソα酸の健康効果は、他にもあります。サッポロビールの発表によると、イソα酸は、骨密度の減少を抑制させる作用があることを、老年性骨粗鬆症のマウスを使って明かにしています。また、血糖値降下、肥満防止などの可能性もあるそうです。

知らなかったビールの健康効果

【2017年9月22日加筆】高須克弥医師が書いた、『その健康法では「早死に」する! これが高須式[若返る]食べ方・生き方』の本によれば、ビールはなんと栄養の宝庫なのだそうです。ビタミンB1、イノシトール、ビタミンB6、カルシウム、パントテン酸、リン、ニコチン酸、ナトリウム、ピオチン、カリウムなどが含まれています。

この中の、イノシトールは、セロトニン異常に起因するうつ病やパニック障害、強迫性障害に有効とあります。サラリーマンが仕事帰りに、ちょっと1杯と居酒屋によるのは、無意識のうちに体が欲していたからなのかもしれませんね。

ポップには、上述のイソα酸だけではなく、色々な作用を及ぼす成分が含まれています。鎮静作用、催眠作用、抗菌作用、健胃作用、食欲増進作用などが、古くから知られていたそうです。私は知りませんでしたけど。

ポップの苦み成分のポリフェノールの一種である、イソムフロンは肥満予防効果と、女性ホルモンと似た働きをして更年期障害や自律神経失調症の症状を改善させます。血行や冷えにも良いそうです。あれれーっ。ビール腹や、ビール冷えという言葉はどうしたのでしょう?

最後に、ビールの酒税統一は反対よ

ビールの酒税統一は私も反対ですが、ビールもお酒ですので、飲み過ぎは良くありません。

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