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高齢者のトイレが間に合わないは、ポータブルトイレが必要な理由

今のポータルトイレ、臭いは無臭、掃除はサッと水で流すだけ

今年春に担当者会議で指摘されたポータブルトイレを、使いはじめてから、ポータブルトイレが必要な理由を知ります。母と一緒に暮らしていて、以前より、随分と楽になりました。

ポータブルトイレは臭いとか、掃除が面倒とか言われていますが、最近のトイレはグッと改良されて無臭です。毎日、トイレに汚物を流した後、水を入れてすすぐだけでほとんど汚れることはありません。時々少し気が引けるので、トイレ掃除と一緒にトイレのタワシを入れて洗剤で、洗ったりします。基本、水でするりと、汚れは落ちてしまいます。

臭いの方は、写真の消臭剤でほとんど別物の臭いになっています。現在、消臭技術は進化していて、あの強いアンモニアが服についた臭いでさえ、消臭できるスプレーは存在しているほど。汚物の臭いを消すことは、既に、簡単なことのようです。消臭剤

ポータルトイレが必要な理由を初めて知る

ところで、ポータブルトイレが必要な理由について、世間の人はどう思っているのだろうとふと思ったのです。

介護している私でさえ、母が深夜のトイレが間に合わないと悩んでいる事を知りながら、ポータブルトイレの必要性を感じてはいませんでした。 今は、高齢者がトイレが間に合わないと言っているなら、ポータブルトイレは必要だって考えをあらためました。

自分もしたいのに、起きた直後にトイレ掃除を行う

知り合いで認知症の母を持つ奥さまは、毎朝のように詰まったトイレ掃除をしなくてはならなかったそうです。

深くは聞けませんでしたが、推測するに、間に合わずに床にこぼしてしまい、トイレットペーパーで拭いていたのだと思います。雑巾とバケツを使う事は、高齢者には無理です。

それにしても、起きた直後は自分もしたいのに、トイレ掃除をしなくてはならない苦痛も、女同士だけに痛いほどわかります。

服についた異臭は耐えがたい

間に合わない結果、床やトイレの便座が汚れるだけではありません。

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高齢者自身が、自分の汚物を取り除こうとと、ぬれた床に腰をかがめることで、服についたりしてしまいます。間に合わないで、直接、服につくといったこともあるかもしれません。服に付くと時間が経過すると、すっごい異臭となって周囲の人を悩ますことは、多くの介護者が知るとおりです。

高齢者のトイレが間に合わないと言いはじめたら、感情を壊さないように上手に、ポータルトイレを置いてしまうのが、正解。

購入したポータルトイレは、快適

我が家が今回、購入したポータルトイレは、洋式トイレと同じタンクの形をしていて、排泄中飛び散らないようになっています。その前にあったものは、バケツが深く、排泄と同時に飛び散るタイプの物でした。

便座は、冬でも座りやすいような加工がしてあり、硬い帆布の上に座っている感覚です。座って、全然冷たくないのです。小さくて、高さも高齢者の背丈に合わせて調節できるので、座りやすいと思います。それに、トイレットペーパーフォルダーもあるのに、今更ながら驚きました。

商品名は、『パナソニック 家具調トイレ 座楽アウポット ベーシック 脱臭ソフト便座タイプ』で、Amazonで42,612円の価格が付いていましたが、介護保険適用であったために1割負担で4000円です。(私が強く値切りました。)安いものも多くありますが、これくらいのクラスだから快適なのかもしれません。

別の知り合いの奥さまに、ポータルトイレを置いたら、床がギタギタになって異臭が消えなくなると聞いたので、マットも購入してみました。マットは、裏側が防水加工をしてある厚めの布で、部屋の大きさに合わせて折り曲げて使えます。これは、良かったのか悪かったのかわかりませんでしたが、母が位置を指定しましたので、やはり便利なのでしょう。

ふたをしないでトイレまで運んでも、全然平気

何よりも驚いたのは、消臭剤の威力。1回に1錠を、ポータルトイレに入れた少量の水で、溶かしておくだけでいいのです。母は、ほとんど小の方しか使用していませんが、大が混じっていた時も不快感がない程度になっています。

  • 商品名:ポータブルトイレ 尿器用 消臭剤
  • 機能:消臭+除菌+防汚
  • 量:2g×30錠(1カ月使用)
  • 販売会社:浅井商事株式会社

私は、尿の色で、体調が分かるように無色を選びました。もし、大でも使うので嫌という方は、ブルーに染まるタイプもあります。ブルーのタイプは、人間の汚物を連想させることがありません。

排泄の問題は、非常にデリケート。でも、避けて通れなんですよね。

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