スポンサードリンク

水溶性食物繊維を多く含むりんごを使って高血圧予防に

りんごは高血圧をはじめ生活習慣病を予防する

母の便秘は、寝起きの水を飲むことを習慣にしたらあっさりと解消して、ほぼ毎日快適です。そのことは、イオンドリンクを飲んだこちらの記事で書きました。

便秘と言えば食物繊維が良いと言うのは、誰もが知るところです。ただ、食物繊維も摂り過ぎると逆に便秘を引き起こしたり、胃腸の負担になったりします。

注意点は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく食べることです。実は、水溶性食物繊維が多く含まれ、高血圧や腎機能が低下した高齢者にぴったりな食品は、『りんご』ですよ。りんご

腎機能が低下している人は、イオンドリンクはNG

我が家の母の便秘解消の話に戻ります。

その後、医師に相談したみたら、母は腎臓が悪く塩分が気になるからイオンドリンクは駄目と、ドクターストップがかかってしまいました。医師いわく、『普通のお水か、薄いお茶(でがらしのお茶)で大丈夫』と念を押します。

言われたとおりにしてみても、やっぱり毎日快便は変わりません。

母はすかさず、便秘が解消したのは、りんごだと言います。その後も、お水のおかげで便秘が解消されたと鼻高々に私が言うと、手柄を一人占めさせまいと母は、りんごもあると言い続けていました。

でもこれ、本当にりんごにも、便秘解消の効果があることが調べて分かったのです。しかも、腎機能が低下し血圧高めが気になる高齢者には、おススメしたい果物の一つです。

水溶性食物繊維は便を軟らかくしてくれる

食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あって、どちらか一方が欠けても便秘解消に至りません。理想的な割合 1:2の割合。成人が1日摂取すると良いとされる食物繊維の量は、20g~25gと言われています。

ということは、ざっと計算して1日に摂取すべき食物繊維は、水溶性繊維が約7gで、不溶性食物繊維は約14gとなります。

りんごに含まれている食物繊維は、100gあたり水溶性食物繊維が0.3g、不溶性食物繊維が1.2gです。りんご1個の重量が300gとして、1個食べれば水溶性食物繊維が0.9g、不溶性食物繊維が3.6g摂れます。

水溶性食物繊維が多いとされている野菜を例に考えます。牛蒡は、水溶性食物繊維が100g当たり2.3gで、ほうれん草は0.7gとなります。

スポンサードリンク

牛蒡を1回の食事に、50gぐらい食べるとしたら、約1.2gの水溶性食物繊維の計算。ほうれん草を1回の食事に、100gぐらい食べるとしたら、約0.7gの水溶性食物繊維が摂れるわけです。

つまり、水溶性食物繊維が多い野菜と同等のパワーを、りんご1個にはあるということです。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の役割

不溶性食物繊維は、網の目構造になっていて、腸の中で食べカスを、からめ取り膨れ上がっていきます。便のカサを大きくなり、腸壁が刺激されて、腸の働きを促していくのです。不溶性食物繊維の中にセルロースがあり、セルロースは、腸内の有害物質を取り込む働きがあることから、大腸がん予防になると言われています。

しかし、不溶性食物繊維ばかりだと便は硬くなり、腸内に留まりどんどん大きくなって、逆に便秘になるケースもあります。

水溶性食物繊維はその名が示す通り、水に溶けて、ゲル状になります。胃の中の食べ物を包み込み、コレステロール、糖質、塩分の吸収を妨げてくれます。腸では、水分を吸収し便を軟らかくする性質があります。

そのため、血糖値や血圧が高めの方に味方をしてくれます。ゲル状になった水溶性植物繊維は、胃や腸でゆっくり動くために、血糖値が急激に上がりません。糖尿病のリスクを抑えてくれるのです。

りんごの中に含まれている水溶性食物繊維の中に、ペクチンがあり、ペクチンは乳酸菌の餌になってくれます。乳酸菌は、善玉菌なので腸内環境を良くしますよ。りんご

カリウムが塩分を体外に排泄させる

りんごには、カリウムが100gあたり110mg含まれています。300gのりんごを食べたとすると、330mgのカリウムを摂取することになります。

カリウムは、余分な水分や塩分を体外に排泄させる役割があるのです。腎機能に自信が無い方、塩分の調節を医師から促されている方には、ぴったりですね。

食が細くて食事からでは間に合わない

ただ高齢者は、食が細いのでりんごを1個、食べれないかもしれません。他の食事に関しても、普通の成人のようにはいかないかもしれません。

実は、私は水溶性食物繊維を沢山含む健康食品を続けています。これを飲み始めてから、『自然なお通じってこう言うことだったのか』と、思ったのです。

これは、大麦の一種のえん麦からとれる原料で食品です。摂り続けても癖になることもなさそう。勿論、副作用もなさそうです。 こちらに、私が試した話を書いてみましたので、覗いてみてください。

スポンサードリンク