ホームセキュリティ、火事、強盗、急病と緊急対応を万全に
ケアマネジャーの方の話で、認知症の一人暮らしの方がいることが分かっています。御家族と一緒に住んでいても日中は一人で家にいる方、高齢者だけの生活、共に認知症どおしの生活も、ごくごく普通にあります。ケアマネジャーの『それぞれご家庭によって、事情があるんですよ。』という言葉が、ずしりと重くのしかかりました。
最近は私も気が弱くなって、家の前の道路を暴走族が通るだけで、心臓が凍りつくような不安に襲われることがあります。一人暮らしだったら、パートナーが寝たきりだったら、どんなに心細くて怖いか知れや知れないとますます背筋が寒くなってしまうのです。
セキュリティ会社選びは、自宅から近いこと
高齢になればなるほど、何が起きるか分からなし、何が起こってもおかしくはありません。
いくらご近所に親切な方がいたとしても、留守ってこともあります。
緊急時のために常に退避しているセキュリティ会社は、高齢者の必需品になるに違いありません。すぐに駆けつけてくれて、適切な処置ができることが、大前提です。
もしかしたら、いくらかの危険もあるかもしれませんし、医療知識も必要かもしれません。御近所の親切な方の手に負えることばかりではないのです。
セキュリティ会社の選び方は、上記に書いたとおり、できるだけスピーディーに自宅まで駆けつけてくれることです。そうなってくると、自宅に一番近い拠点に事務所があるセキュリティ会社を選ぶことが大切です。
この頃、大企業の社宅が取り壊され大規模な住宅団地ができていますが、ハウスメーカーと提携しているセキュリティ会社もあり、住宅団地の一角に事務所が建っています。そんな住宅団地に住んでいたり、側にあったら、迷わずそのセキュリティ会社を検討してみることです。
判断能力が弱い高齢者に代わって危険を素早く察知
高齢者の方は危険が、判別できないと言うこともあります。
せん妄のある認知症の方は、日頃から『また、おばあちゃんが変なものみたのぉー』なんて、言われているものですから、見たものに自信がなかったりします。しかも、いざという時は、危険であることが分からない気がするのです。
家の中に侵入者を知らせるセンサーや、火災やガス漏れなどを検知する監視システムなど、漏れなく設置してあることが望ましいですね。おばあちゃんの代わりに、危険をキャッチしてもらうのです。
体に異変が合った時、簡単に連絡できる通信システム
急に容体が変わった、転倒して体が動かせない時も、高齢者は電話が苦手です。電話をかけれたとしても、的確に状況を説明できないことも多いはずです。
即座に状況を聞き取ったり、駆けつけたりしてくれる人は必要です。
屋外で倒れた時、高齢者は自分の居場所を的確に説明できない方もいます。気が動転していて、それどころでないと言う場合もあります。
位置情報が分かるGPS機能付きの端末であれば、居場所が特定できて早く駆けられます。
ココセコムについて、こちらの記事で詳しく記載してみました。セコム・ホームセキュリティとは
早い時期からホームセキュリティを手掛けてきたセコムは、上記の心配ごとを解消してくれるサービスがそろっています。
単に火災だけとか、防犯だけとか、不意なけがや体の異変だけといったことなく、総合的なサービスが得られます。全国に2,830拠点ある緊急発進拠点より、異常事態の時に自宅まで駆けつけてくれるサービスが最も大きな魅力となっています。
全て基本料金でという訳にはいきませんが、各高齢者の状況に応じて、緊急時のサービスを選ぶことが可能です。個々のお宅に合わせて必要なサービスなど異なってくるために、まずは資料を取り寄せて、サービス内容の全貌を調べることが先決となります。
セコム・ホームセキュリティのシニア向けのサービスで、代表的なものは下記の4つです。
- マイドクター
握るだけでセコムへ通報して、セコムの緊急対処員が訪問。 - ライフ監視サービス
一人暮らしのシニアを見守り、一定時間動きがない時にセコムへ通報します。 - お元気コールサービス
月1回、セコムの担当者が、健康状態や日常生活の相談にのります。その内容は、指定の電子メールアドレスに連絡してくれます。 - お元気訪問サービス
月1回セコムが訪問し、健康状態や日常生活の相談にのります。その内容は、指定の電子メールアドレスに連絡してくれます。
他にもセキュリティ会社ならではの、きめ細かいサービスがありますよ。
高齢者のせん妄も、『不審者が家の中に入ってきた』といった防犯上の不安感から起きることもあるのだそうです。何かと心細い認知症一人暮らしで、安心が高齢者の健康を守ってくれます。
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