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アルツハイマー予防の食べ物に、カルシウムを含むミネラルも

骨でカルシウム不足を補いはじめるとアルツハイマーのリスクに

カルシウムは、歯や骨を作るだけでなく、筋肉の収縮や血液の凝固を防ぐなど多くの働きがあります。特に神経伝達物質でもあり、カルシウムなしでは生命の存続はあり得ないのです。

しかも、1999年ぐらいからアルツハイマー病と関係があると言われており、実際にカルシウムを投与してアルツハイマー病の方を回復させた症例もあるそうです。(兵庫県立看護大、吉本教授が研究発表)

以前書きました、 アルミニウムとアルツハイマーの関係についても、カルシウムとマグネシウムが充分にあれば、アルミニウムの脳内の蓄積を予防することもできると言われています。魚の写真

カルシウムが脳に溜まる?

人の骨を作っているのは言うまでも無くカルシウムですが、血液中にもカルシウムは流れています。

イライラしている人に、カルシウム不足じゃないのと軽口をたたきますが、カルシウムは血液の中に存在して、情報を伝達する機能を持っています。カルシウムが無いと心臓を動かすこともままならなくなってくるのです。

カルシウムが不足すると

年を取りカルシウム欠乏症(極端にカルシウム不足に陥る)になると、副甲状腺ホルモンが働いて、骨からカルシウムを溶かしだして血液中に補給しようとします。こうした緊急事態においては、必要以上にカルシウムを骨から取り出してしまうものです。過剰にあぶれたカルシウムが、脳や神経に溜まって、アルツハイマー予備軍となります。

実際、アルツハイマー型の方は、血中にカルシウムが多いことと、副甲状腺ホルモンの高いことで知られています。

カルシウムを排出させないビタミンD

ビタミンDは、食事から取ったカルシウムを、小腸で吸収し体内に取り込んでいきます。逆に、体内から排出されたカルシウムを腎臓でキャッチし、再吸収させるように働きかけるのもビタミンDです。

人の骨は絶えず壊され作り替えられることで、強い骨を保っていますが、こうした骨の再構築にもビタミンDは、大きくかかわっているのです。

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ビタミンDは、1日、日光に15分くらい当たることで、紫外線から体が自身が作りだしてくれるビタミンです。食事でも取り込むことができます。シラス干し(半乾燥)、いわし(丸干し)等の魚類や、キクラゲ(乾燥)、干しシイタケ等に含まれています。

カルシウムを排出させる食品

上記とは逆に、カルシウムの体内吸収を阻害する物質もあります。

リンは、骨や歯の成分であり、足りないと骨軟化症、歯周病や筋肉低下を起こします。成人1日に必用なリン摂取量は約1000mgです。

体にとって大切な物質であるのですが、過剰に体内にあり過ぎると、弊害が起きます。

昨今のお店で売られている食品の中に、大量に含まれている為に、過剰摂取していることが分かってきています。必要以上にリンを摂取すると、小腸でカルシウムと結合して、カルシウムを排出させてしっているのです。カルシウムが不足してしまう原因の一つです。

リンが多い食品

リンが多く含まれている食品は、ハムやソーセージを着色している粘着剤、ラーメン、インスタント麺などのかんすいにコシや色調をよくするために入っています。その他、スナック菓子や冷凍食品にも含まれています。

精製された白砂糖もカルシウムを、消費します。サトウキビからつくられる白砂糖は、精製の過程でビタミンやカルシウムといったミネラルを失っています。

白砂糖が体内に入り、消化・分解・代謝が行われる時に、必要になるのが、ビタミンB1とカルシウムなどのミネラルです。白砂糖には、これらのミネラルが含まれていない為に、既に体内にあるものから消費していきます。大量に白砂糖を取り続けることで、カルシウムは不足していきます。

カルシウムを保ち続ける為にはミネラルをバランスよく

マグネシウムは、カルシウムの約50%の比率で体内に存在することで、カルシウムの働きを助けています。

カルシウムが骨から溶けだすのを防ぎ、血流を整える働きをします。たとえ、カルシウムを充分にとっても、マグネシウムが不足すればカルシウムの働きは半減します。

全く持ってありきたりな結論で申し訳ありませんが、バランスのよい食生活を心掛けると言うことになります。

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