自立型なので、両手を使いたい時便利
母が、杖の先に箱がついているものがいいと、しきりにいいます。一体何のことなのか分からなかったのですが、きっとこれだろうと言う事で、4点杖を購入しました。
床につく時の安定性が良い
その安定性の良さから、ディサービスにも持っていきました。ところが、通常のステック杖でも充分歩けるので、母から杖に頼り過ぎるのではと言われたと聞いて、『なるほど。』と感心します。
スパルタ過ぎると怪我をするから駄目だし、甘やかしても駄目、個人のバランス状況に合わせて歩行補助杖って選ぶものらしいのです。
4点杖の特徴
ただ、やはり4点杖は凄く便利です。自立していますので、わざわざ紐を手に引っ掛ける必要も、杖を立てかける壁を探すこともありません。そのまま、手を離せば杖は立ってくれています。
例えば深夜のトイレは、若い方でも寝ぼけて頭がクリアな状態ではないのに、高齢者にとっては尚更です。ふらついて、布団の端に足をひっかけて転倒したり、床で滑ってよろけたりします。
母は、しばらく床の中で目を開けて、ゆっくり起き上がるようにしていると言います。それでも、ふらついて困るようですね。
4点杖は深夜のトイレにいいですね。トイレから立ち上がる時も、手すり代わりになりますし、置き忘れても倒れませんので、家族が、床に落ちた杖に足を引っ掛けて転ぶ心配もありません。
接地面の間隔が狭い
私が購入した4点杖は、底の部分が横9.5センチ、縦8センチのやや設置面が狭いタイプです。他のお宅を覗いてみますと、4本の足が長く、お互いの間隔が広いものがあります。
枝のように広がっていますので、使う場所も、広いところと限られます。しかし、バランスがとりにくく苦労されていたり、足腰が痛んでがっつりと杖に頼らざるを得ない場合は、間隔の広いものが役立ちます。
逆に4本の足の間隔は狭く、使う場所を選ばないのが下記のタイプです。
以外にコツコツという音が響かない
杖の先が、床にあたった時の衝撃音は、深夜であれば家族の安眠を妨害します。床に触れる接地面が、1点ではなく4点であれば数が多い分だけ、やかましくなると考えていました。
床にあたった時の衝撃音は、コツコツとしますが、家族の睡眠が妨げられるほどではありません。1点に集中しているステッキ杖ではなく、分散して床に衝撃を与えるために、音が少しづつ和らいで静かなのかもしれません。
長さは、通常のステッキと同じ、穴に金属をはめ込んで調節します。穴は2.5センチ間隔で、10個開いていますので、ほとんどの身長が気にしないで、使うことができます。
難点なこと
一つ難点だったのは、紐がついていないことです。自立型とはいえ、つけて欲しかったとは思いますが、現在適当な紐を縛り付けて使用しています。
この杖は、新聞通販でお馴染みの『暮らしの幸便』で購入したものです。介護用品専門店ではないのですが、アイディア商品が多く掲載されていて、私も気分転換によく眺めるサイトでもあります。
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