スポンサードリンク

高齢者が在宅で安心して過ごせて、家族の負担を減らす方法

セコムの新ホームセキュリティを利用する

国の介護福祉の財源の抑制と、介護離職問題の対応が迫られています。別の言い方をすれば、『要介護者になるリスクを減らす』、『家族の負担の軽減』への対応です。

できるだけ効率よく高齢者を見守るために、通信回線の利用は最善策でしょう。異を唱える人はいません。

おじいちゃんと孫

ずっと家にいる高齢者の見守りは、家の防犯・防災の予防を主業務とするホームセキュリティサービスと、相性が良いこともうなずけます。(※ホームセキュリティとは、侵入者や火災を、センサーで感知して対応するサービスのこと。)

ホームセキュリティの会社には、緊急事態での検知や通報する技術が蓄積されています。顧客で発生した症例が、ノウハウとなるからです。通知があれば、全国に設置した拠点にいる緊急対処員が、駆け付けて対応してもらえるシステムも大きな魅力です。

セコムが家庭用に新しいホームセキュリティを、7月5日に販売しました。通信回線を使用した高齢者の見守りは、施設入居者向けのものばかりです。個々の自宅用となると、数が限られてしまいます。人員体制を整えているホームセキュリティーサービス会社でないと、参入が難しいからです。

セコムの新セキュリティサービスで、新しい発見がありました。キーワードは予防医療で、『健康状況を見守る』です。従来の見守りとともに、予防医療にも新しく着眼しています。予防で高齢者の健康を守れば、見守りをおこう不安も消えます。

事件や事故を未然に防ぐ

事件や事故があれば、警察や救急車に連絡しますが、通報者が必要です。誰かが気がつかなければなりません。ホームセキュリティの場合、異変を察知するのはセンサーだから、通報者がいなくでも、自動でセキュリティ会社に連絡がいきます。警察や救急車より、事件や事故を未然に防げる可能性があるのです。

しかし場合によっては、人の勘などもあり、一概には言えないかもしれません。(笑)

高齢者は状況把握の感度が、衰えてくるために異変を感じ取ることは不得手です。在宅者のいないセキュリティ対応は、高齢者の見守りとニーズに合っています。

在宅で安心して過ごせる環境

高齢者が在宅で安心して過ごせる環境を、セキュリティの総合パッケージ化で整える考え方もあります。

高齢者は、カーペットでもつまずいて転倒し、骨折することもあります。また、ガスの青い炎が見えずに、服に火が燃え移り、全身大やけどをした話もあります。若い人が考えもつかない状況で、事件や事故が起きるのです。危険は至る所にあります。

スポンサードリンク

セコムのマイドクターは、怪我や病気などの救急時に、ボタンひとつで連絡が可能です。家族や利用している介護施設、かかりつけ医などに連絡が行きますので、迅速な対応ができます。

ただ、緊急対処員が高齢者の症状に合わせて、応急処置を行ってくれるわけではなさそうです。これからのホームセキュリティには、この辺のところが期待されそうですね。

安全をまとめてパッケージにするメリット

交通機関や宿泊施設を個別に探す旅は、良い意味で味わいがありますが、時間に追われる現代人にとっては時間が足りません。観光スポットを効率よく回れる、交通機関と宿泊施設が、タイアップしたパッケージ旅行は便利です。

同じように、慣れない親の見守りです。どこに危険が隠されているのかさえも不明で、見守り体勢の整え方もわかりません。

セコムでは、在宅の見守りとして、防犯、防災、高齢者の健康管理を、パッケージとして利用できます。旅行と同じで、まとめての支払いは少し高額に感じられますが、個々に契約するより便利さはあります。センサーや通信機器などの設備も重複することがありません。

予防医療で、家族に安心感を

予防医療の時代です。足腰の運動機能を維持し、思考力や判断力の衰えを遅らせるには、運動であることが分かってきています。健康であれば、家族に見守りを行う必要性を感じさせません。健康への予防で安心を買うのです。

今回のセコムでは、マイドクターウォッチを開発しています。腕時計のように手首に巻きつけ、防水仕様であるために常時装着が可能です。意識を失ったり、転倒したりすれば、自動でセコムへ連絡が行くそうです。 しかも、運動量を測定して健康管理を促します。

使い方は入浴中でも就寝中でも装着することで、高齢者の健康状態を測定記録してくれます。1日の消費カロリーや、歩数の表示などを行います。

加えて下記のような緊急通報システムも備わっています。浴室での事故が多い高齢者には、うれしい機能です。従来セコムで提供されていたマイドクタープラスに、プラスアルファの機能と言えるでしょう。

  • 急病時に自らボタンを押して、セコムに救急通報
  • 身体の動きが一定時間検出されない時、自動でセコムに緊急通報
  • 転倒した場合、自動でセコムに緊急通報

親の大丈夫という返事を疑ってみる

得てして、親は子供に心配をかけないように、『一人でできるとか』『大丈夫だから』を連発します。本当に大丈夫なのか、事実はそうでないのかを見極めたいところです。

こうした見守りシステムは、その名が示す通り、家の防犯や火災監視などの主契約があって、オプションプランとして提供されています。緊急通報サービスのみを利用したい場合は、セコムにその旨を相談してみてください。

スポンサードリンク