意外と難しい高齢者の排便ケアとコントロール方法

排便ケアは口で言うほど簡単ではない

高齢者は、元々少食であることから、便の量も少なくなります。毎日、排便管理をしているつもりでも、はっと気がついた時は、酷い便秘状態だった事はよくあることです。

便の量が少ないために、日に日に便が乾燥して、全部出し切っていないまま毎日を過ごしている場合があります。コロコロうんちでも、便秘しがちな高齢者にとっては、出たという言葉になります。便秘の時は、コロコロうんちでもすっきり感があるからです。

家族が『今日は出た?』と聞いても、昨日にすっきり出た記憶が、今日とすり替えられていて、出た気になっている場合もあるようです。得てして、ネガティブことは言いたくないという潜在意識も働いていることもあるようです。自分のことを考えても、時々忘れていますしね。砂時計

便秘になり始めや、慢性便秘を気づく方法

高齢者の記憶に頼るだけでは、排便管理は出来にくくなっていきます。排便日記をすすめる方もいますが、家事や仕事を持っている方はそうそう上手くはいかないのが現実です。

高齢者が便秘になりはじめるときは、兆候があります。食欲が少なくなり、就寝時間が早くなりがちになります。疲れやすいのですね。ぼぉーとして、会話がかみ合わない事が多くなります。

ポータルトイレなどを使用しているなら、尿の量が少なくなっていても、水分不足から便秘を、引き起こすリスクを知ることが出来ます。

暴言や徘徊など、BPSD症状がある高齢者なら、便秘が頻繁に起こさせます。BPSD症状がなくても、それまで見られなかった異変があれば、もしやと疑ってみることです。

チェックポイント

お菓子や嗜好品は、便秘であっても別腹のようで、食べれることもありますので、通常の3食が細くなったかどうかが、チェックポイントです。

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私のチェックポイントは、トイレの後のニオイとなります。高齢者の便秘は、悪臭です。いつもよりトレイの回数が多い場合も、便が膀胱を圧迫している可能性がありますので、チェックポイントに入れています。

便秘が慢性化してくると、異変症状が日常生活の一部になってしまいますので、高齢者も家族も気づきにくくなっていきます。こうなってしまうと、知らないうちに腸閉塞、高血圧などを引き寄せていきます。

酷い便秘になると、お腹が絶えず張るので、トイレに行くたびにいきんでいることが多くなります。就寝前や日中などいきみはもちろん、朝食前の起床したばかりでいきんでいる様子なら、重傷と考えるべきです。就寝時に、お腹が張って寝れていない可能性があるためです。

高齢者の中には、こうした状況を告げない方もいます。不快な状況を我慢しているのか、言葉にならないまま無意識のうちに、そうした行動に繋がっているのかはわかりません。多分、後者なのです。

母の主治医からの警告

いきむということも、血管に強い負荷をかけますので、脳梗塞や心筋梗塞などにリスクに繋がるそうです。

薬は便が出れば直ぐにやめますが、高齢者の場合は慢性化していることが多いので、少し続けた方が良いようです。主治医は、便秘よりすこし下痢気味の方がよいといっていました。

便秘薬を飲んでいても、便が硬いままだったり、色も健康色でなかったりが続くはずです。

腸の痛みを感じ時は、便意を催すときぐらいなので、腸がダメージを受けているかどうかを意識している人はいません。 でも、長い便秘状態が続くと、腸は疲労困憊しているようです。

正確なことは知りませんが、腸疲労を回復させるために、便秘薬は一定の期間飲み続けた方が快便に繋がります。

便秘薬を飲みながら、水分補給、運動、食物繊維の多い食事などを、今まで以上に心がけることは言うまでもありません。

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