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3個の小型発信機で、不意の外出を検知しやすくなった

従来の徘徊感知機器の多くは、ベッドの下にマットが引かれていて、マットを踏むことで高齢者の外出の気配を知るタイプです。
これだと、認知症の方をベッドの上で生活することを強いているようで、寝たきりを推奨しているようなシステムです。高齢者のQOL(生活の質)が、果たして守られているのかと不思議に感じていました。

歩けるなら、日中はベッドから離れて過ごすべきです。

先月、21日にYahoo!ニュースで、高齢者が自宅から離れた瞬間に、介護者のスマホにアラームで知らせる徘徊感知機器が開発されたことを知りました。
開発元は、沖縄の国連システムという会社で、ケアレア(CareArea)と言う名前です。
高齢者の後ろ姿

受信機から15メートル離れた瞬間に、アラームが鳴る

ケアレアは、高齢者が携帯している小型発信機から、10~15メートルの領域に渡って電波が発信し続けられています。専用のアプリをインストールした受診用のスマートフォンが、この電波の受信が出来なくなった際に、スマートフォンにアラーム音が鳴るシステムになっています。
10~15メートルというのは、一般的な住居3LDKの広さがカバーできる範囲です。

また、外出の際も高齢者と同伴者(介護者)が、各々小型発信機とスマートフォンを携帯することで、迷子になったり見失うといったことを防げます。
レストランでトイレに行ったきり戻ってこない、駐車場で車を探せない場合などが想定できます。

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小型発信機は小さくて、3個あるので持ち運びがしやすい

この小型発信器は500円硬貨の大きさであることから、高齢者に身に付けやすく、同時に3個発売されるために、徘徊時に発信機を携帯していなかったといったことを回避しやすくなります。
つえ、洋服の内ポケット、バッグ、靴などに装着できる大きさです。

外出に気がつけば、衛星利用測位システム(GPS)の携帯端末を持たせる、家族が付き添う、外出を思いとどまらせることが可能です。

実は電源に関しての資料は見つかりませんでしたが、3個あるために、電池の入れ替えや充電する時間がとれないなども、解消できるはずです。

このスマホによる認知症徘徊感知機器のメリットは、自宅内で高齢者が過ごしやすくなることと、発信機の電源補給がしやすくなることが大きいですね。

ケアレアの情報をまとめると、以下のとおりです。

  • 小型発信機械の大きさは、直径3~4センチ、厚さ1センチ、重さ約20グラム
  • 電波の到達距離は約10~15メートル
  • 受信機の専用端末はレンタル、wi-fiの機能は不要<
  • 価格は、小型発信機3個とスマートフォンのレンタル費用として、月額3000円(予定)
  • 問合せ先は、㈱国連システム ケアレア担当(湧川、宮良、崎間)
    TEL: 098(867)7584
    E-mail: info@kunisys.co.jp
ケアレアの将来の拡張機能

現在は、アラームで高齢者の外出を知らせるだけですが、将来的には、アラームと同時にメールで、他の家族、ご近所の方、ケアスタッフなどにもメールが届くように拡張する予定があるそうです。

また、屋外で高齢者が歩いた経路や時間を集めて、クラウドサーバーへ転送し、家族にその情報を送るシステムも検討されています。このことで、もし、外出に気がつかなくても、探す情報が得られます。

ただ、屋外での経路情報を取得するためには、屋外に受信機が設置されていることが前提であるために、早急に対応できるかどうかは、ちょっと謎です。

 

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