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カルシウムと脳出血の関係が発表された

厚生労働省研究班の調査結果によると、乳製品に含まれるカルシウムを多く摂取すると脳卒中のリスクが3割下がると発表されています。

カルシウムと高血圧や動脈硬化の関係

もともとカルシウムを多くとると、ナトリウムを腎臓から排出させやすくなります。
ナトリウムによって高血圧になる方は、日本人の場合多いそうです。
カルシウムが、ナトリウムを排出させることで、血圧を下げるのです。
血圧を測る人

血液中にもカルシウムが必要です。 情報の伝達や、血管の収縮や拡張を促す働きを持っています。

もし、カルシウムが不足してくると、骨からカルシウムが溶け出し血液中に流れ出します。
この時、血液中に不足分を、はるかに超えるカルシウムが過剰に流れだしていきます。『カルシウム パラドックス』と言われる現象です。

血液中に過剰に入ってきたカルシウムが、血管の細胞の中に蓄積されて、血管を硬くします。
コレステロールと同じように血管の壁にも付着します。
動脈硬化の原因となっていきます。

つまり、カルシウム不足は、高血圧、動脈硬化、さらには脳血管障害へのリスクに繋がってしまいます。
食生活で塩分や、糖質・脂質などを控えるのと同じように、カルシウム不足への配慮も大切になことなのですね。

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カルシウムの中でも、乳製品に効果が

厚生労働省は、岩手、秋田、長野、沖縄の40歳から59歳までの男女4万1000人を対象に、13年間、カルシウムの摂取量別に5グループに分けて、脳梗塞や脳出血などの発病との関連を調べました。
牛のマークの牛乳パック

その結果最も、多くカルシウムを摂取するグループは、最も少ないグループと比較すると、脳出血の発症率は0.7倍、脳梗塞0.72倍、脳卒中全体で0.7倍に減少していました。
(※脳卒中は、脳出血、脳梗塞、くも膜化出血などの総称のことを言います。)

特にカルシウムを、乳製品に限って分析してみると、さらにその減少率が高くなります。
乳製品のカルシウムに、特に効果が高く見られたのは、乳製品のカルシウムは小腸からの吸収率が40%~50%と高いためといわれています。
逆に、野菜や小魚の吸入率は10%~30%だそうです。

ただ、牛乳には、動脈硬化などの血管障害のリスクを高める飽和脂肪酸なども含まれていて、過剰に摂取すると逆効果になることもあります。

「日本人の食事摂取基準」のカルシウムの摂取基準では、30代から60代で1日600mgという値が目標です。

調査結果で、乳製品からカルシウム摂取量の多い方で1日180~200mgという結果が出ています。
これは、牛乳ではコップ1杯で227mg、ヨーグルトでは2個で200mg、スライスチーズなら2枚で約220mg相当となります。

不足したカルシウムは、魚や野菜などから補強することになるのでしょう。

 

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