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なぜ水分摂取が嫌なのかを、ひも解いてみた

漢方では水毒などどいって、体内に水分が、たまり過ぎるために体調が悪くなることを心配します。高齢者の生活をまじかで見ていると、やはり水分摂取量は少なすぎます。水毒を心配するどころではありません。日本茶

水分摂取拒否の理由

飲まない理由には、単純にお茶がおいしくないということもあります。

子供にかえった母は、『お茶を飲む時は、お茶菓子がないとつまらない』と、プリンやゼリー、冷凍ミルフィーユなどを取り出してきます。お茶を一口、口に含んだだけで、あとはお目当ての甘いものを頬張ります。

母に水分を摂取しないと、便秘症になりやすいからとか、体調が悪くなるからとかと説明してもうまくいきません。サラサラとした水は喉を越しにくく、時にはむせてせき込んだりします。さらには、トイレが近くなるからと嫌がるのです。

水が飲み込みにくい

高齢者にとってサラサラの飲み物は、飲み込みがしづらいと言われています。飲み込む機能の衰えさせないために、口の体操や早口言葉を、ディケアでは行っています。

最も身近にできる嚥下訓練(飲み込み機能を鍛える)は、おしゃべりです。高齢者の会話に付き合うように、心掛けてみます。おしゃべりで口の周りの筋肉を動かすだけで、飲み込みの衰え予防になるそうですよ。

自宅でも、早口言葉や、嚥下体操を、覚えて一緒にやってみることもいいですね。

トイレが近くなるから嫌という場合

ひん尿の原因はたくさんあって難しいので、取り上げにくいものがあります。水を飲むと、トイレが近くなるから、飲みたくない理由もあります。

ケアマネジャーに相談してみると、トイレが近いのは、漏れてしまうのではという恐怖心が、絶えず潜在意識の中にあるからと言っています。なるほど・・・

私は、過活動ぼうこうの可能性も疑っています。加齢によりぼうこうが敏感になっていると、少し尿がたまっただけで、脳に尿意の信号を送ります。

対策として、トイレに行きたいと脳が信号を送ってきても少し我慢します。最初は5分、次に10分と我慢の時間を長くとっていきます。本来、尿をためられる正しい量を、脳に覚え込ませるのです。

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尿を我慢するとぼうこう炎になると言われていますが、それは違うとテレビの泌尿器科の先生がおっしゃっていましたよ。近所の奥さんは、あまり私が母に水分補給を強要するものだから、『そんなに水を飲んでいたら、ぼうこうが破裂する』なんて、母を援護射撃していました。(笑)

また、ぼうこうの筋肉トレーニングも合わせて行います。おしっこをしている最中に止めてみます。椅子に座っている状態で、トイレを我慢する尿道や肛門を締めるトレーニングも一緒におこなってください。締める時間を長くしたり、立っても行ってみたりすると、さらに効果をあげられます。

ぼうこうの訓練の方法を、さりげなく高齢者に伝えてみてください。

高齢者の立場に立って、楽しいお茶タイムを

体に良いと言うだけで、事務的に水分摂取をすすめていましたが、高齢者の立場に立って考える必要があることに気付くべきでした。おしくて飲みやすいお茶の時間を、毎日の生活の中に取り入れるために、水ゼリーもオススメです。私の家では、 ラクーナ飲むゼリーを使用していますが、他のメーカーからも数多く出しています。

天然水などには、高齢者に不足しがちなミネラルなども入っていますし、鉄分やタンパク質など食事でまかなえていない栄養素が入ったゼリーもあります。

水分の不足が引き起こす不調について

私の母が高熱を出した際、医師が処方した薬を飲んで2~3時間経つか経たないうちに、熱が引いてしまったことがあります。薬が効くには早すぎると、感じました。その時は、主治医の病院が休診だったため、後でその話を主治医にしましたら、脱水が原因だというのです。なるほど、人間の体温調節は、汗をかいて体の熱をとります。体に水分がなければ、熱は上がるばかりです。

体温が42度を超えると、人の細胞は死滅し始め、自分自身の命も失ってしまいます。高齢者が高熱になった際は、ぐったりして、意思表示ができない状態です。小さな子供と一緒ですので、熱が出たとき、脱水を疑ってみてください。

他にも、脱水が引き起こす症状がありますので、上げてみます。これらの症状を見逃してしまうと、慢性の便秘、肺炎、脳梗塞、心筋梗塞などを、引き起こしていきます。

  • 意欲や食欲の低下
  • 熱を出す(微熱から高熱まで)
  • 乾燥による皮膚の肌荒れ(いつも湿度の高い脇下が乾燥していれば脱水)
  • 会話がちぐはぐだったり、ぼんやりして返事をしない
  • ないものが見えるせん妄

 

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