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サ高齢者住宅と介護付き老人ホームの比較をしてみた

介護付き有料老人ホームより、金銭面で負担が軽いサービス付き高齢者向け住宅は、重い重介護者でも入居可能な場合もあるようです。
エレベーターと車椅子の女性

高齢者住まい法の制定

国土交通省と厚生労働省の共管による『高齢者住まい法』の改正が、平成23年4月28日にに公布されたことにより、『サービス付き高齢者向け住宅』が作られました。

これは、高齢者でも住みやすいバリアフリーを基本とし、ケアの資格者による安否確認や生活相談がサービスが設置されている住居です。

高齢者住まい法が定めるサービス付き高齢者住宅の、基本契約内容は下記のとおりです。

  • 事業者からの一方的な解約は不可とし住居の安定を図る
  • 敷金、家賃、サービス対価以外の金銭の徴収は無
  • 前払い金は入居者の保護が図られていること(返還ルールの明示義務付けなど)

費用が安い以外に、介護付き老人ホームと異なることは、一定の要件が満たされれば、家族と一緒に住めるということです。
介護付き老人ホームと、同レベルの介護サービスが受けられ、さらに夫婦一緒に暮らすことが可能となれば、老老介護の解決策の一つとなります。

介護老人ホームに近いサービスも期待できる

このような基本要件に加えて、食事の提供、清掃、選択などの家事支援、24時間体制での巡回などを行う高齢者住宅もでてきています。

サービスの内容や頻度は、施設毎に異なっており、入居を希望する際は条件や費用などを確認する必要はあります。

さらに、介護事業所や医療機関と連帯することにより、介護付き老人ホームに近い、認知症や重度の要介護者の高齢者へのケアが可能です。
実際、取り入れている先進的な、サービス付き高齢者住宅もあるようです。

介護付き老人ホームでは、介護サービスや医療サービスを施設内で行う包括的な体制を敷いている所がありますが、サービス付き高齢者向け住宅でも、これを制限していません。将来はほとんど区別がつきにくい状態になると予想されます。

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自由度が高いのは、サービス付き高齢者住宅

逆に包括的なサービスが無いために、高齢者自身の自由が確保され、施設以外での食事や就寝や起床時間等スケジュールに縛られることなく過ごせると言うメリットもあります。

一般に高齢者が自宅で、生涯を住み続けたいと願う理由の一つは、自宅だと自分が主人になれるからだと、TVで聞いたことがあります。

人間の尊厳は、多分そんなところに、あるのでしょう。
集団生活の中で、他人に安全な生活を保障してもらうには、監視や管理も少なからず伴うものです。

サービス付き高齢者住宅は本当に安いのか?

サービス付き高齢者向け住宅の費用を、大手ココファンシリーズを参考にして、1人用の部屋に住んだ場合をみてみます。

  1. 家賃+共益費+生活支援サービス費 月額約9万円~17万円位
  2. 食事代 月額4万円位
  3. ガス光熱費(共益費に含まれる施設もある) 使用量分
  4. 敷金 約2ヵ月
  5. 介護費(介護保険負担分を除く1割分)医療費・おむつ代など

上記の1と2を加算して9万+4万=13万となるので、ちょっとお安く感じます。

基本料金プラスアルファを考えるとどうか

もし、重度の要介護者の場合は、ここに介護費が加わってきますし、医療機関への通院に伴う介護費用もかかってきます。
自宅で家族が面倒をみるのと異なり、生活全般をお任せする訳ですので、介護保険が適用される範囲内で収まるかどうかとなると難しいところです。

介護付き老人ホームの方が、介護費用が明確

一方、介護付き老人ホームの場合は、介護を包括的に取り込んでいる所が多いので、費用概算がわかりやすいと言うメリットがあります。
老人ホームを見学に行けば、介護サービス内容を記載した書類(重要事項説明書)を見せてもらえば、おおよそ分かってきます。

入居一時金が無いということは、大きなメリットですが、介護付き老人ホームでも一時金が無いところも増えてきています。逆に、サービス付き高齢者向け住宅で、サービス前払いとして支払わなくてはならないところもあるのです。

サービス付き高齢者向け住宅は、自立度の高い人ならお安くできそうです。そうでなければ、それほど大差はないのではと、上記の金額をみる限りでは考えますが、どうでしょうか?

 

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