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身体機能似合っているか、形状、重さ、使いやすさ等を考慮

介護用の杖、どうやって選ばれていますか?
どうも歩くのが不安定だけど、合う杖ってどういうのかわからないと言うのが、正直なところです。
介護用の杖は、種類も多く値段もまちまちです。

専門家にアドバイスを受けられるか

ディサービスや施設でリハビリを指導している理学療法士の方は、転倒の癖や、体の不自由な箇所など、高齢者の日々の状況をよく理解しています。
一番身近で、運動機能を見守ってくれている方でもあります。しかも、杖の知識もありそうですので、相談してみるのも一つの方法です。

杖の形

一般的な事ではありますが、デザインや便利な機能ばかりに目を奪われていると、つい見逃してしまいます。

ひとつは、杖の紐の有無です。
手首にかけることができる紐は、外出先で両手を使わなくてはならない場合など、起き場所に困ることがありません。
坂道などで、杖が手から離れた時、ころがり落ちる心配もありません。

歩行器や車椅子を使って、出先では杖を使用すると言った方は、杖がとりつけやすい単純な形の物がおススメです。
多点杖は安定性が良いのですが、歩行器や車椅子に携帯するには難しくなります。

歩行器や車椅子にT字の一本杖をとりつけて、施設や病院内では杖で移動すると言った方法をとられている方もいます。

但し、脳障害のために、脚元がふらつくとか、バランスを崩した時に反射神経が鈍いという方は、杖でなくて4輪歩行器をおすすめします。

重さ

女性や腕の力に自信がない方は、軽量の物を選んでください。
グリップも、毎日手にするものですので、滑りにくく握りやすいのは勿論、手の感触が優しいものを選ばれると大切に扱ってくれます。

長さ

長さは調節できるものが一般的になっています。
使用しているうちに、適切な姿勢を保てる長さが解ってきます。
標準的な長さは、腰骨の位置に手が来る事です。

といっても、杖のつく位置や、腕の曲げ具合が異なり、個人個人で見極めながら調節できるものがベストです。
背筋が伸び、歩きやすい姿勢を保つことに重点を置いてください。

杖の種類毎の特徴

さて、杖の種類は下記の4つですが、種類毎にさらに分かれています。

ステッキ(一本杖)

「一本杖」とも言われる最もオーソドックスな杖。伸縮するタイプや折りたためるタイプなど、さまざまな種類があります。

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  • T字型
    持ち手がT字。
    人差し指と中指の間に、杖の脚を挟んで握る形になり、全体重を杖にかけずらいのがデメリットです。
    ただ、他のものより軽いものが多く、携帯に便利です。
    伸縮性で長さが調節できるものや、折り畳み式の物があります。
    車椅子や歩行器などに設置しやすいのも、T字型の杖でしょう。
    理学療法士に介助を受けて歩く高齢者
  • T字型杖フイツシャー型(L字型)
    持ち手がL字型。
    手のひら全体で、体重をかけてグリップを持つことができるために、握る力が弱いお年寄りに適しています。
    T字型
  • ステッキ型(U字型)
    一見、傘の取っ手のように見えるU字型は、おしゃれな紳士のようです。
    足の関節が痛いとか、体力の低下が気になるお年寄りに適しています。
    U字型ステッキをもつ高齢者
  • C字型
    L字型のグリップの握る部分が、杖の中心にくるように作られたもの。
    横から見るとC字の形になり、安定性が高いのが特徴です。
    脳の障害等で立っているのが辛いお年寄り向け。
多脚型杖

杖の先の脚が、3~5本に分かれていて、バランスをとるのが難しい方に適しています。
膝や腰が痛く立つのがやっとな方や、脳卒中のリハビリで多く使用されます。
多点杖は、平地では使いやすいのですが、凸凹している道などでは、同じ長さの脚がかえって邪魔をして転倒しやすいというデメリットも聞きました。
室内用と考えるべきですね。
種類は、T字型、L字型、C字型などの持ち手の形状毎に、多点杖を見つけることができます。
多脚型杖

  • 4点杖
    分かれている脚の間隔が広ければ広いほど、バランスが安定しますが、4つの脚が同時に床面に触れていることが前提になっています。
    4つの脚のうちひとつでも、床面から外れると転倒しやすいというデメリットもあります。
    4点杖は、室内での利用を考えて利用される場合は、使用する場所の広さも考慮しておく必要があります。
    トイレや椅子からの立ち上がりに利用する場合は、あまり広いと家庭では向きません。
    また、杖先がゴムの物ですと、フローリングや畳を痛めることなく使えるので便利です。
  • 3点杖
    4点杖より、床に設置する脚が少ないために、移動に場所をとられないメリットがあります。
    ただし、4点杖より安定性は下がります。
ロフストランドクラッチ

腕輪に腕を通し、その下のグリップを握って体を支える杖です。
杖のグリップを握る力が弱いとか、一本杖をつく力が手首だけでは不十分な方に向いています。
骨折・捻挫・股関節症・切断・片マヒの歩くための補助に使われています。

松葉づえ

下半身麻痺、骨折、捻挫、股関節症、下肢切断などの障害のある人向きで、高齢者が介護用に持っている方はおりません。
松葉づえ

 

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