認知症予防の食べ物にギャバ(GABA)の存在は捨てがたい

認知症の神経伝達物質には、ギャバが少ない

脳の中の神経伝達物質に視点を当てた、認知症予防の食べ物について考えてみようと思います。

情報伝達物質がアナログからデジタルに変わり、電話線から情報が流れてくるものと思っていたら、空気中の電波からも大量の情報が取得できるようになりました。どうやら、頭の中の神経伝達物質も1種類だけでなく、様々な種類があるのです。玄米

人の感情は神経伝達物質によって作られる

現在50種類以上の神経伝達物質が発見されていて、20種類の働きが分かっていると言います。神経伝達物質どおしが、お互いの神経細胞の働きを調整しながら人の感情をコントロールしています。

ハイテンションになる

よく『ハイテンションになる』という言葉が使われますが、妙にやる気がわいてきたり、気分が高揚したりしている時は、ドーパミンという快楽神経系が興奮しているためです。パーキンソン症候群はドーパミンの不足によって起こる認知症です。じゃ、ドーパミンが大量にあればそれでいいかと言うと、逆に幻覚や妄想症、総合失調症が起きたりします。

落ち着きをもたらす

落ち付きと安定感をもたらす神経伝達物質として、セロトニンがあります。幼児期に虐待を受けたとか、長時間ストレス環境にいたと言った方は、セロトニンが不足しています。セロトニンが不足すると、うつ状態や暴力的になったりするのです。

認知症の方に少ないギャバ(GABA)

記憶が抜け落ちてしまう認知症は、周囲で補佐する人が入れば、普通の人と同じように生活を送ることができます。ただ、感情のコントロールができなくなってくると、周囲では抑えきれず話しが厄介になってきます。しかも、こうした症状は、BPSDと言って、家族や身近な人と一緒にいる時に出やすいのです。

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神経伝達物質のひとつに、ギャバ(GABA)がありますが、BPSDを起こす人の脳では少ないということが分かってきています。パーキンソン病及びてんかん患者の髄液中にもギャバが、少ないことが確認されています。

ギャバの役割

GABAは、脳内の血流をよくすることから酸素供給量を増やしたり、脳細胞の再生を活発にさせる働きがあります。脳細胞の再生を活性化させることで、記憶力が高まり記憶障害も改善される効果があると言われています。また、ドーパミンの働きを抑制させますので、イライラや怒りなどの感情を抑えることも可能になります。

腎臓の調子を整えて血圧を安定させたり、血液中の中性脂肪やコレステロールの量を調整します。メタボ予防にも繋がるのです。このことから、脳卒中や脳梗塞、脳動脈後遺症と言った脳血管障害の予防にもなります。実際、治療にも期待されて、医薬品として製品化されています。

漢方の抑肝散

よく認知症の漢方薬で、抑肝散という名前を聞きますが、セロトニンとGABAの神経系へ働きかけて、調整を行い興奮や不安を和らげてくれるからと言われています。

ギャバが含まれる食べ物

このように神経伝達物質の中で、近年特に注目を浴びているのは、ギャバ(GABA)です。ギャバは食べ物中にも含まれていて、代表的なものは下記のとおりです。

  • 発芽玄米
  • トマト
  • かぼちゃ
  • きゅうり
  • なす
  • みかん
  • キムチ
  • 醤油

ところで、発芽玄米が炊ける炊飯器は、人気です。⇒ 脳梗塞予防や認知症予防によい発芽玄米ご飯を、日常の食卓に!

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