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近所の病院へ通院する時、近距離タクシーが頼みづらいのですが!

近距離の高齢者に利用が増える時代に

急に高熱が出たものの救急車を呼ぶほどではないけれど、歩行が困難な場合はタクシーに頼ります。かかりつけ医は家の近所が便利なので、私の家から病院まではワンメーターです。こんな近距離では、嫌がるかもと内心冷や冷やしながら、迎えに来てくれたタクシーの運転手に『安い客ですみません。』と異様に低姿勢になちがちです。

介護タクシーの画像

近距離だと露骨に嫌がる

今後、急病以外でなくても年齢とともに足腰が弱り、月1回の通院にはタクシーが必要になる日がくるかもしれません。しかし、次に書くようなことをタクシーで経験すると、今後のことが憂鬱になってしまいました。

バブルから遠ざかり景気が低迷してタクシー利用者は減ったとはいえ、なかなかどうして露骨です。

メーターを上げることに熱心な運転手

歩道を入れて12メールある住宅街の道路に見慣れない大型トラックが近づいてくると、すれ違いができないからとUターンして道を変えようとします。まさかすれ違いができないからと、わざわざ道を変える運転手がいようとは思いもしませんでした。

目的地が近くなると駐車する場所がないからと困った様子を見せて、止める場所を探して車を運転し続けるパターンもありました。車がビューンビューン通る道でも、平気で停車して乗客を降ろしているタクシーはよく見ますが初めての経験です。

ワンメーターだけの安いお客は、嫌なのかとため息が出てしまいそうです。

迷惑がかかりにくいのは地元に営業所のあるタクシー

タクシーを頼む乗客側にも、原因があることに気が付きました。

家まで迎えに来てもらう場合は、家の近所 地元に営業所があるタクシー会社が最小限に迷惑をかけません。営業所に戻ったり、出たり、休んでいたりの車が多いので対応しやすいからです。

何度かタクシー会社に連絡をしているうちに、はっきりと近所のタクシー業者を選んで欲しいと言われました。

福祉タクシーは高齢者が車いすに乗ったまま乗車が可能ですが、乗り降りの介助サービスもあり、かなり高額です。福祉タクシーとは言わなくても、車いすに乗ったままのれるタクシーもチラホラとみるようになりました。近所に営業所があるタクシーは、こうした福祉タクシーのようなサービスを少し安い価格で利用できることが分かりました。

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福祉タクシーでも、介護タクシーでもないけれど、一般のタクシー業者が高齢者向けにサービスの矛先を変えてきているのですね。

ところが、折角便利だと思っていたタクシーも使い始めて、2~3回で電話を掛けると乗車拒否にあうようになります。どこのタクシー会社からも良い返事が貰えず、駅までタクシーを拾いに歩き始めた道なりに、電話をしたタクシーが空車で走っていました。ショック!!やっぱり、近距離だからでしょうか?

行き先を伝えても無視、ドアを開けてのお願いも・・・

中には、素敵な運転手もいます。

いつものように『安い客ですみません。』と低姿勢で誤ると、結構当たりがやわらかでとっても親切な運転手。ハッチバック型の車内は、かなり広く、母を支えて座席に座らせやすくなっています。目的地では、わざわざ降りてくれてドアまで開けてくれました。ハッチバックのところは、楽々車椅子が収まるようになっています。

でも、次の機会に同じタクシー会社を利用した時、目的地を言ったらいきなり無視。母を最初にのせたものの、母は具合が悪くて奥の席に座り直せません。反対側のドアから乗ってもいいかどうか聞くと、『どうぞ』という答えを期待したけどやはり無視。やむを得ず、母の座っている足の隙間からはうようにして、奥の座席に座ります。

『安い客ですみません。』のひと言がなかったからかしら。。。とちょっと反省しますが、結構露骨なんですね。

さらにこの運転手さん、目的地を告げても返事をしません。聞こえなかったから返事をしなかったのだと、『駅前の●▽病院ですけど、御存じありませんか?』と繰り返しましたがやはり沈黙。

地元のタクシーで知らないはずないのに、いったいどうしたのかとさみしい思いをします。無言のまま、一方通行で、土地勘のない人には難しい道路事情を難なくこなし走り始めます。

高齢者は単価は安いけど、利用回数は多いはず

持病持ちの高齢者なら、通院は月1回は必ずあります。他にケガをしたり、検査のためなどで他の病院へ行く機会も多いのです。都市部だと、どうしても病院は近所です。

近距離で申し訳ないけれど利用回数は多いし、一度迎えに来てくれるタクシー業者を決めたら、問題がなければ継続して利用します。短縮ダイヤルに登録して、感じが良かったら買い物にも利用します。『いつも利用している親切なタクシーにお願いしようっと』ってなるはずです。

高齢者時代のタクシーのサービスは、親切で丁寧な態度をとっても、その後、損にはならないと考えるのですけど、どうでしょうかね。

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