どうやら母は、脳血管性認知症

脳血管性認知症は症状がかわるまだら認知症

脳血管性認知症は、脳の中の血管が詰まったり裂けたりして、脳に酸素や栄養が行きわたらなくなり、脳の細胞が次々と機能しなくなる病気です。

死んでしまった脳の細胞が、運動神経や生活に必要な場所であれば当然、早期に分かるのですが、比較的分かりにくい部位だと、判断が難しいようです。もともと、人間の脳内では常にわずかながらの脳梗塞を繰り返していて、たとえ脳梗塞が起きていたとしても、詰まった部分を通らないで脳を働かせます。日常的に使われていない部分が、詰まっていれば尚のこと、自覚しにくいのです。

救急車を呼ぶほどの脳梗塞を発症したのち、しばらくして認知症になる方がいます。同様に、静かに小さな脳梗塞が無数に作られて、認知症となることがあります。

脳梗塞が大きく多数あると、認知症だけでなくパーキンソン病にも、進行するそうです。 花

脳血管性認知症の症状

後にも書きましたが、脳血管性認知症は、通称まだらぼけと呼ばれています。実際介護している方は、現実を知っていますが、そうでない方は都合の良い言葉にしか聞こえなかったようです。この記事を書いた時は、現場を知らない福祉関係の人でも、まだらぼけのことを口にすると、うすら笑いを浮かべていました。

【2017年6月6日加筆】ちょうど、NHKの『きょうの健康』で、脳血管性認知症の症状についてふれていましたので、以下に記述します。

  • 記憶障害
  • 歩行障害・転倒
  • 排尿障害・尿意切迫
  • マヒ
  • 感情失禁

最後の感情失禁は、感情を抑制できないことです。急に笑い出したり、怒り出したりして、他の人が制止しても、気持が高ぶったままです。

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少し驚いたのは、母にも傾向があり、これは性格的なことと考えていましたが、脳血管性の症状の一つだったのですね。

運動が大切

脳血管性の場合は、アルツハイマーのように薬がありません。治療は背景にある脳血管の状況を、改善させることです。例えば、高血圧などです。

1番のカギは、食生活や生活習慣です。その中でも、運動が最も大切です。

脳の中の血管が詰まるのは、血液がドロドロになるからです。粘性をもった血液は、血栓をつくりますが、運動によって血栓を溶かせるといわれ始めました。運動前と後の血液の状態を測る実験が、テレビで行われていましたが、明らかに違っています。

以下は、この事実を、知る以前に書いた文章です。

母の場合、2~3日散歩しなかったり一人で留守番をしていると、その日は物忘れが激しくなったり、理屈の通らないことを口にします。体を動かすと頭は活性化されるようです。

さらにひどくなると、周辺症状がでてしまいます。周辺症状とは、周りと口をきかなくなり、子供の声がするとか、泣き声がするとか、人が訪れたとかといった妄想や、幻聴を体験しています。

こうした周辺症状全ては、継続することなく、あんなにおかしかったのがうそのように、元に戻るのです。普通に生活がおくれるのです。

こんなことから、脳血管性認知症の人は、まだら認知症(まだらぼけ)とも呼ばれています。

脳血管性認知症の種類

脳血管性認知症といっても、かかるプロセスは3つあります。

  • 脳出血 ⇒もろくなった血管が破けて出血
  • 脳血栓 ⇒血管が細くなり、詰まってその周辺の脳細胞は壊死
  • 脳梗塞 ⇒脳の血管が詰まり、脳の組織が溶けて空洞化すること
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