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生活がだらしなく

振り返ってみれば、認知症の兆候はあった

自慢できるほどきれい好きとは言えませんが、私はそこそこ、身の回りがきれいでないと気が済まない性格ではあります。ここ数年、母と一緒に使っているキッチンやバス、トイレの使い方がだらしなくなってくるのに気がつきました。

親子ですから、当然文句の一つや二つ出ます。 おばあちゃんの洗たく

冷蔵庫やドアのノブは、ご飯粒や食べ物が付着しています。ジュースやスープをこぼしても、床はぬれたまま放置されていました。時には割れたコップの破片も落ちたままで、スリッパを履いていなかったら足をけがするところでした。

母の行動も、ドンドン私への干渉が強くなっていきます。私が部屋から出ると、すぐに自分も部屋から出てきます。私が9時に起きると、母も9時に起床。私が5時に起きると、母も5時に起床。就寝時間に関しても同じです。

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後になって、このことを市の調査員に話すと、『どうしていいか分からないから同じような行動をとるのでは』と、言っていました。

請け負いで仕事をしている身としては、客先に勤務時間を合わせたり、持ち帰る場合は徹夜が続いたりと、何年も同じ生活習慣を続けることができません。母は完全に私の生活に合わせているのに、すぐに気がついてしまいました。しかも、帰宅時間にはすぐに部屋から出て、私と会えるようにタイミングを計っているのが読み取れます。

何と言うかなぁ~。息づかいが聞こえてくるって言うんでしょうかねぁ~。これ、経験した人ならわかると思いますが、結構重くて精神的に参るんですよねぇ~。

そこは遠慮のない親子の関係です。「私のまねばかりしないでよ!」とまたもやけんか。今から思うと、この辺から暗い影を落として行ったのかもしれません。

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